中国留学1年間の費用はどれぐらい?オンライン中国語レッスンとも比較!

 

もくじ
1、中国留学に行く前に
(1)準備と費用
(2)エージェントを通すか通さないか
(3)中国大学の留学コース
2、中国留学の各費用について
(1)中国の大学の学費
(2)中国の大学の寮費
(3)中国留学の生活費
(4)その他の費用
3、中国留学1年間の費用について
4、中国語のオンラインレッスン
(1)オンラインレッスンの費用
(2)留学とオンラインレッスンの比較
(3)プライスレスな留学体験
(4)留学とオンラインレッスンを上手に使って
5、最近の中国留学事情について
(1)みんなの色々なきっかけ
(2)事前に中国語力をつける人も
(3)日本で中国留学!?
6、まとめ

※最近の新型コロナ感染症の影響により、航空チケット代、ビザの取得方法、申請資料、中国に行ってからの大学生活がはじまるまでの過ごし方、そしてその費用やホテル宿泊代など、状況が異なる場合がありますので、以下の記事は参考にしていただき、実際に留学をしようとお考えの方は、外務省ホームページや中国入管管理局ホームページ、中国大学ホームページをぜひ確認してください。

1、中国留学に行く前に

留学というものは、楽しく、有意義なものというだけでなく、実は様々な困難も待ち受けています。ですので、行く前に留学先での生活を考え、具体的に準備をしていくことが大切です。特に、費用の面では日本から中国への送金は手数料がまだまだ高いですので、事前に計算しておき、1年間でどのくらいの費用がかかるのかを予測しておくことが大切です。

(1) 準備と費用

さて、留学をする前に必要な準備や手続きと、その費用について説明しておきましょう。留学には、パスポートがまず必要です。パスポートは5年と10年のものがありますので、高校生など20歳未満の若い人は5年のパスポートしか取得できない場合があります。調べてからパスポートを申請しましょう。

次に、ビザを取得する必要があります。中国の場合は、訪問ビザ、留学ビザ、就労ビザなど様々な種類がありますが、留学の場合は留学ビザを申請することになります。

さらに、海外保険はできるだけ日本で入っていくとよいでしょう。もちろん、中国にも外国人の入ることのできる任意の保険はありますが、日本の保険会社の方が日本語サポートなどもついており、安心できると思います。その他、自分にとって必要な物を購入する費用も必要ですね。あとは、チケット代も準備しなければなりませんね。

大切なことは、学費と寮費についてです。学費といっても、現地について大学到着後すぐに学費を支払わなくてはならないので、そのお金を日本円で準備しておく必要があります。また、寮については、エージェントを通している場合は部屋を取ってくれたりしますが、エージェントを通さない場合には、自分で寮の部屋の争奪戦に参加しなければなりません。それは、大学への申請とは全く別に寮の募集を行っている中国の大学が多いようですので、自分でサイトにアクセスして寮の部屋をゲットし、到着後にお金を支払うことになります。

渡航までの準備
パスポート取得5年11,000円
10年16,000円
大学とのやりとり
入学申請手続き(資料の申請、出願料の送金など) 8,000円~15,000円
入学試験(入学条件を満たすための試験:HSK4級など)7,370円(HSK4級)
ビザの申請5,500円
海外旅行保険の申請10,000~13,000円/月
渡航チケット購入30,000円前後/1回
寮の手配現地で支払い
その他必要な生活用品を準備2万~3万
(PCやスマホを除く)
合計116,870円(MAX)

   

(2) エージェントを通すか通さないか

まずは「留学をしよう!」と決めてから、皆さんなら何をしますか?私ならば、まずはインターネットで、留学はどうやってするのが一番安全で、自分にとって有効で、しかもできるだけお金をかけずにいくことができるのかを調べます。調べていると、留学のエージェントのページにたどり着くこともあります。

費用の面からすると、エージェントを通すか通さないかは、大きな違いがあります。それは、エージェントに対して仲介料がかかるからです。エージェントを通さないと入ることが難しい大学コースもあったりもします。それに、もしかするとエージェントを通すことが留学では当たり前と思っている方もいるかもしれませんね。実際に、現地でホームステイをしたい、現地で困ったことがあったらどうしたらいいか、などなどエージェントを通すことでより安全で安心感のある留学ができます。

しかし、実はたいていの中国の大学は直接留学生を募集して、直接申請をして留学することができます。その場合、ビザ、大学とのやりとなどすべての手続きを自分自身で行わなければならないので、英語や中国語がゼロだと少し難しいかもしれません。ただし、留学するのだから、中国で1人で生活することを考えて、エージェントを通さずに、知り合いのつてをたどって情報を仕入れ、自分ですべてを行い、留学している人もいます。

ここで、以下自分で準備をすすめた場合と、エージェントを通した場合を考えてみましょう。エージェントの代行費用はだいたい7万~10万程度となりますので、自分で準備をするパスポートや海外保険以外で、そのくらいが上乗せされると考えておいた方がおいでしょう。(実質5万~8万程度多い感じになりますね。)

自分で準備エージェントを通す
カウンセリング
パスポート取得
大学とのやりとり代行サービス
入学申請手続き(資料の申請、出願料の送金など)
代行サービス
入学試験(入学条件を満たすための試験:HSK4級など)案内などをしてくれる
ビザの申請代行サービス
海外旅行保険の申請案内などをしてくれる
渡航チケット購入案内などをしてくれる
寮の手配代行サービス
その他必要な生活用品を準備
—(バス30元、タクシー200元程度がプラス)現地到着から大学までのサポート
116,870円(MAX) 166,370円~196,370円

    

(3) 中国大学の留学コース

さて、もう一つ中国へ留学に行く前に知っておかなければならないことがあります。それは、留学するコースによって、学費が異なるということです。中国の大学(大学院生、研究生以外)の大学生は、学部本科と留学生本科に分かれます。

学部本科とは、中国人と一緒になって、日本の大学と同じように教育学、社会学、工学、法学など様々な学部から選んで学ぶことです。留学生本科とは、4年間中国語のみを勉強する学部のことで、こちらの学部は外国人だけで構成されています。留学生本科も3~4年生になると、中国語だけでなく、経済学など将来使うことのできる一部の学科科目を履修することはできますが、履歴書には「〇〇学部卒業」とは書くことができません。

学部本科 中国人と一緒になって、日本の大学と同じように教育学、社会学、工学、法学など様々な学部から選んで学ぶ
留学生本科 4年間中国語のみを勉強する学部のことで、こちらの学部は外国人だけで構成されている。

    

2、中国留学の各費用について

(1)中国大学の学費

中国の大学は、ほとんどは国立大学ですので、学費は日本に比べて安いです。アメリカの私立大学に留学した人は、学費が高くて大変だったという声もときどき聞きますが、中国の学費はだいたい日本の国立大学の2/3くらいですので、とっても経済的ですね!しかし、その他に、留学をするときの登録費、教材費、寮費は別になりますので、注意をしましょう。

例えば、以下2つの代表的な大学でみてみることにしましょう。上海外国語大学や北京語言大学は海外からの留学生がとても多い学校です。留学生に対するサポートやシステムがしっかりとしており、寮の案内なども丁寧に行ってくれます。

上海外国語大学中国元日本円(1円≒18円)
1年間の学費22000~23000元396,000~414,000円
申請手数料450元8,100円
教材費学費に含まれる
保険800元14,400円
居留許可400元7,200円
健康診断400元7,200円
合計450,900(MAX)
北京語言大学中国元日本円
1年間の学費23200~24900元417,600~448,200円
申請手数料、入学金800元14,400円
教材費400~500元7,200~9,000円
保険800元14,400円
居留許可400元7,200円
健康診断400元7,200円
合計500,400(MAX)

   

(2)中国大学の寮費

中国の大学の寮費は、ピンからキリまであります。大学によってびっくりするくらい安い6人部屋の部屋もあれば、外国人用のきれいない1人部屋だと、普通に高いです。寮にすまずに、外に部屋を借りる場合は、その地域によって値段の相場が違いますが、大都市ですとアパート代は高く、寮の方が安くて安全です。

自分でどの部屋にするか選ぶことができますので、周りに相談して決めましょう。例えば、人と話すことが好きで、中国人や外国人と一緒にワイワイ毎日生活したいという人には、2人部屋という方がよいかもしれませが、お金が高くてもプライベートな時間や空間がほしいという人もいます。

以下、上海外国語大学と北京語言大学の留学生用の寮について調べてみました。留学生用の寮は、結構高いですね。外に住むのであれば上海や北京は1か月10万くらいはかかってしまい、1年で120万、結局学校に近くて色々管理してくれる寮の方が安全で安いということが分かるかと思います。

上海外国語大学日割計算1年
1人部屋160~190/日1,036,800~1,231,200円
2人部屋80~95/日518,400~615,600円
デポジット400~600元/回入居7,200~10,800円

6人部屋など中国人と一緒の寮でもよいという人もいると思います。しかし、留学生本科と学部本科生のキャンパスが違っている場合は、寮の手配はできません。ですので、必然的に留学生の寮に入るしかないことになります。

北京語言大学日割計算1年
1人部屋145~150/日939,600~972,000円
2人部屋55~80/日356,400~518,400円
デポジット400~600元 /回入居 7,200~10,800円

    

(3) 中国留学の生活費

中国での生活費は、日本より比較的に安いといえます。しかし、中国で日本と同じものを買おうとすると、日本からの輸入品になりますので、逆に高くついてしまう場合もあります(中国に工場などがある場合は日本と同じくらいの値段で購入できます)。中国では、生活費もピンからキリまでといってよいと思います。食費も道端に出ている屋台で毎日食べて安くすませるという人もいれば、ちゃんとしたものを食べたいと思い、レストランに行く人もいますね。学食も安いですが、美味しいかどうかは別問題です。

生活費1日もしくは1か月ごと1年
食費60元/日388,800円
携帯、ネット200元/月43,200円
交通費15元/日、100元/休日244,080円
参考書などの教材費100/月21,600円
HSK受験費用450~650元8,100円~11,700円
消耗品(石鹸など最低限)150元/月32,400円
日本への往復帰国チケット代6万前後/回12万/2回
合計861,780円

   

(4) その他の費用

おこづかい、旅行費用、病気のときの医療費など、そのほかにかかってくるお金もあります。せっかく中国に留学したのだから中国中旅行したいという人は、おこづかいや旅行費がかさんでしまいます。しかし、お金をかけてでも、やはり中国にいる間に行ける場所は行った方よいと思いますし、経験できることはたくさん経験した方が良いと私は思います。お小遣いを減らし、生活を切り詰めて、寮から全然出ずに勉強ばかりしているよりかは、友達と外にでて、街をみたり、ご飯を食べたりする時間も、また貴重なものです。

気をつけなければならないのは、病気になったときです。海外保険にはいっている場合は、お金を病院に支払わなくても、保険会社がすべての手続きをしてくれる場合があります。しかし、保険に含まれないような歯科、美容クリニック、自分に過失のある交通事故などの場合は、自分で全額支払わなくてはなりませんので、保険にどのような内容が含まれているか、必ずチェックしておきましょう。また、自分の入っている保険が無効の現地の小さな病院に行った場合にも、自費で診察をうけなければなりませんので、健康的な生活を心がけ、生活には十分注意をしましょう。

その他の費用1年
おこづかい(交友費、ショッピング、サークルなど)1000元/月216,000円
観光旅行費用2000元/回72,000円/2回
医療費10,000円/回20,000円/2回
合計308,000円

     

3、 中国留学1年間の費用について

それでは、ここで中国の現地に留学した場合の1年間の費用をまとめておきましょう。あくまでも1年間ですので、研究生で3か月しかいない場合などには当てはまりませんので、注意してください。

項目1年間の費用(おおよそ)
授業料(すべて込み)450,900円(MAX)
356,400円(MIN)
生活費861,780円
その他経費308,000円
合計1,977,080円

つまり、中国留学で1年間に150万~200万程度かかるということになります。もちろん、これは準備費用やエージェントについては加えていませんので、すべて自分で準備して渡航した場合です。例えば、日本の国立大学と比べてみると、1年間の授業料100万~120万、入学費20万~30万、アパート代1か月7万で1年84万、その他生活費や趣味のお金合わせて1か月10万で1年120万と考えると、354万となります。だいたい、日本の2/3くらいになりますね。

   

4、中国語のオンラインレッスン

(1)オンラインレッスンの費用

それでは、今度はオンラインレッスンで中国語を同じように勉強した場合を考えてみましょう。オンラインレッスンは、とても便利な学習方法だと思います。日本にいながら、色々な国の人とその人が目の前にいるように話をすることができますし、中国語が母語の人になんでも質問することができます。

中国語がとても上手な人がいて、その人にどのようにして勉強したのですか、留学とかしたことがあるのですか、とお尋ねしたことがあります。その人は、オンラインを用いてすべて独学で中国語を勉強したとのことでした。そんな人がいるんだ!とびっくりしましたが、つまりは、オンラインレッスンでも中国語は上達する!ということですよね。逆に、私が上海で仕事をしていたころは、たくさんの留学生と出会ってきましたが、日本人といつも一緒にいて、中国語が全く上達しないという人もいました。よく中国に留学した人のブログなんかを読んでいると、「留学は自分しだい」ということが書かれています。私もその通りだなと思います。

本題に戻りまして、それでは、オンラインレッスンの費用についてご紹介します。今回、中国語オンラインスクールのネトチャイのプランを参考にして書いてみました。

ネトチャイは1レッスン25分間で、様々なプランを準備しています。毎日プラン、平日プラン、週末プランなど自分の都合に合わせて選ぶことができ、しかもかなりリーズナブルなお値段です!留学生は平日毎日学校へ勉強をしにきますので、今回は以下の「平日100分プラン」と比較をしていました!
⇒ネトチャイについて詳しくはこちら。

   

(2)留学とオンラインレッスンの比較

~費用だけ比較すると断然オンラインレッスンの方がお得!~

オンラインレッスンは、コマ数で値段が決まっている場合や、月額制の場合が多いですので、1対1の授業なのにとてもお得な感じがありますね。

例えば、ネトチャイの平日1日100分のオンラインレッスンで1か月24,880円のコースを考えてみましょう。その場合、大学の授業ならば中国の大学ではだいたい1日240分~360分程度の授業をこなしますから、1日300分として計算しました。すると、1対1のオンラインレッスンで留学生と同じくらいの時間数勉強すると、597,120円となります。北京語言大学の授業料が498,700円ですので、約10万円程度しか変わらないことになります。

しかも、留学するとこれに準備費用、生活費、寮費などが加算されるわけですから、中国留学はトータルで1,977,080円かかります。中国語を身に付けるということだけを言えば、日本にいながらオンラインレッスンの方がお得ですね!

オンラインレッスン費用(1対1)中国留学
平日100分/日240~360分/日
24,880/月  30週程度/年
300分/日とすると… 授業料:45万~50万程度/年
597,120円/年 トータル:1,977,080円 /年

    

(3)プライスレスな留学体験

~お金を払ってでも行くべき留学メリット~

しかしながら、中国語を勉強する上で、中国語を身に付けるだけが大切なことでしょうか。語学を学ぶときには、その言葉の使い方、いいまわしは、文化、習慣に大きく影響を受けています。例えば、日本人はよく「すみません」を使い、敬語の文化が深く残っています。もちろん中国でもそのような相手に対する尊敬を表す表現はありますが、言い回りの問題で、敬語、謙譲語、丁寧語の分類は曖昧です。逆に、同僚であれば年上でもフランクに話をすることができますし、中国語の動詞にくっつく補語なんかは特徴的だと思います。これは、動詞が中心となる中国語ならではですね。

つまり、オンラインレッスンのみで語学習得だけを目的として考えるならオンラインレッスンのコストパフォーマンスは圧倒的だと思いますが、留学には語学習得以外のメリットとして、同世代の中国人や外国人と一緒に生活したり、友達と遊びに行ったり、現地で実際に見聞きしたりして、見識を広げるなど、語学習得以外の付加価値が多々あり、それもまた中国語学習にはとても大切な一部なのです。それがオンラインレッスンだけではなく留学する最大のメリットだと思います。

特に、十代~二十代での留学はその後の進路にも影響しますので、留学で得ることができるものとして考えれば+αの金額を払ってでも手に入れることができるものが大きいですね!

   

(4)留学とオンラインレッスンを上手に使って

留学をして、自分の目で見て、体験をして、外から日本を再認識するのは、留学の大きなメリットですね。これは、オンラインレッスンでは味わうことのできない付加価値です。しかし、事情があり留学ができない、そして現在のこのようコロナ下では、留学が難しいという人には、オンラインレッスンは有効的な方法だと思います。また、留学から帰ってきて中国語を忘れないためにオンラインレッスンを日本で受けている人もいます。

つまり、基本的には留学とオンラインレッスンは、どちらを選べばいいという関係ではなく、自分にとって必要なことを与えてくれる補完関係であるということです。中国語を勉強するにあたり、このようなことが分かっていると、さらに時間を有効利用して、中国語をアップさせることもできますし、最大限のチャンスを活かすことができるのではないでしょうか!

    

5、最近の中国留学事情について

(1)みんなの色々なきっかけ

さて、ここで中国留学のきっかけについて、少し紹介したいと思います。ブログでアップしている人や、留学関係の仕事をしている人に聞くと、以下のような中国留学のきっかけがあるようですね!

□高校生のときに中国語を勉強した
□親にすすめられた
□親が中国関係の仕事をしているから興味をもった
□中国語を勉強したかった
□中国文化に興味があった
□ホームステイで中国の人が自分の家に来たことがあったから

このようなきっかけが多いようです。

    

(2)事前に中国語力を身に付け、飛び級する人も

事前に中国語が分からない人でも、エージェントを通すと中国の大学へ留学することができます。例えば、日本の高校を3月に卒業して、中国の大学を9月に入学するとなると、それまで中国で生活をしながら、HSKの資格を取得し、そのまま中国の大学へ入学するパターンです。これですと、中国語がゼロの人でも問題なく留学をすることができます。

ただし、ほとんどの中国の大学では、4年間通う本科生の場合、HSK3級以上が求められます。つまり、中国に留学する前に自分で中国語を勉強して、HSKに合格しなければなりません。HSK3級ですので、それほど難しいということはありません。しかも、中国に留学したいという人は、ある程度中国語を勉強しているか、中国に興味があるかで、行く前から中国語ができる人も中にはいます。事前に中国語を身に付けておくと、とてもよいことがあります。それは、大学によって、入学時のHSKの取得級により、1年の後期へ編入ができたり、2年に飛び級ができたりします。そうすると、日本への帰国時に、同年齢の日本の友達と同じ時期に就職をすることができますよね。とてもお得だと思います。中国語の勉強を頑張ったら、頑張っただけ、お得なシステムがある中国の大学はすごいですよね。

   

(3)日本で中国留学!?

実は、日本にいながら中国への留学をすることができます!2015年に、北京語言大学が、東京に分校をオープンしました。これは、4年間中国語をみっちり勉強する中国語学科もあれば、副専攻で英語や国際経済貿易を学ぶこともできるそうです。また、中国語教育についても学ぶことができます。日本にいながら、中国の北京語言大学をそのまま入学できるようなものですよね!

   

6、まとめ

さて、これまで中国留学の1年間の費用のご紹介と、オンラインレッスンとの比較をしてきました。中国留学はアメリカやヨーロッパの留学に比べるととても安いと思います。しかし、実は日本でのオンラインレッスン、しかも1対1でのレッスンと比べると、授業料はさほど大きな違いはありませんでした。中国に留学することができない事情があれば、日本からオンラインでレッスンをしても、中国の先生と話しながら、中国語をしっかりと身に付けることができるのではないかと思います。ただし、留学は文化に触れる、文化を体験するというプライスレスな価値がありますので、やはり現地に行かないと分からないこともあります。

オンラインレッスンと、留学を、上手に使って、自分の経験値や中国語能力をアップさせていくことがよいのではないでしょうか。