マイクロソフトのTeamsの使い方を徹底解説!

今回は、Teamsの使い方を徹底解説していきます!Skypeの廃止によりTeamsへの移行が推奨されています。Teamsを使ったことがない人も大丈夫、一度解説を読めば簡単に使えるようになります!

オンライン中国語レッスンでのTeamsを使った中国語学習にもぜひ活かしてくださいね。

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もくじ

1 マイクロソフトTeamsについて

Teams(ティームズ・チームズ)とは、マイクロソフトが提供する様々なコミュニケーションツールが利用できるサービスルーツのことです。友達とのコミュニケーションを取る方法の一つでもありますが、特徴としてビジネス向けのツールが揃っていることです。

ここで大切なことは、マイクロソフトが提供しているTeamsは、使用するためにマイクロソフトアカウントを作成する必要があるということです。マイクロソフトアカウントを作成することで、そのままそのアカウントを利用してTeamsにログインできるようになっています。マイクロソフトアカウントの作成はWindows8から必要となっています。アカウントを作成することで、ストレージサービスのOneDriveなどマイクロソフト社の提供する製品やサービスへのログインが可能となります。

これまで、Skype(スカイプ)もそのサービスの一つでした。しかし、2025年5月5日で廃止され利用できなくなります。そこで、SkypeからTeamsへの移行が推奨されています。詳細は以下説明してきますので、これまでSkypeを中心に使用してきた方やTeamsの使い方が分からない方など、皆さんぜひ参考にしてくださいね。

Teamsの主な機能は、以下の通りです。
☑チャット
☑グループチャット
☑音声通話
☑ビデオ通話
☑ビデオ会議
☑画像やファイル送信
☑画像やファイルの情報共有

などがあります。Skypeと似ているところもありますね。最大の特徴は、ビジネスの場や人数の多いコミュニティでのコミュニケーションツールに適しているところです。円滑なコミュニケーションを図ることができるようにデザインされています。例えば、「チーム」や「チャンネル」を作成し、その中で自由に機能を利用できます。それでは、以下順番に説明していきます。

    

それでは、さっそくTeamsを使うための準備をしていきましょう。まずは、Teamsをインストールします。以下からダウンロードができます。WindowsもMacも同じサイトページからダウンロードできます。WindowsではWindows 11、Windows 10、Windows 8.1、Windows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2にて利用できます。Macでは、macOS Monterey(12.x)以降のバージョンで利用可能です。

アプリをダウンロードするとマイクロソフトのアカウント入力を求められます。サインイン方法は以下詳しく説明してきます。すでにマイクロソフトのアカウントをお持ちの場合は、そのアカウントを入力するとサインインできます。マイクロソフトのアカウントがない(設定していない)場合も、その場でマイクロソフトのアカウントを取得できます。

無事にサインインすると、まずは「家庭向けのTeams」と「職場/学校向けのTeams」を選択する画面が表示されます。個人用の人は、「家庭向けのTeams」を選択しましょう。

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MacもWindows同様にインストールしていきます。ただし、Macの場合は、ダウンロード後のインストール時に、システム設定よりアプリケーションの実行許可をする必要があります。

   

3 アカウントの作成とTeamsへのログイン方法

先述したように、Teamsを利用したい場合には、マイクロソフトのアカウントを持っている必要があります。そのアカウントを使ってTeamsにログインすることになります。Skypeのアカウントがそのままマイクロソフトアカウント、つまりTeamsへのログインアカウントとして使用できますので、以下2つの方法でログインができます。

①マイクロソフトアカウントでログインする
②Skypeアカウントでログインする

①マイクロソフトアカウントでログインする

Teamsをインストールして起動すると、以下のようなサインイン画面が表示されます。すでにマイクロソフトアカウントを持っている場合は、メールアドレス(電話番号)とパスワードを入力するとサインインできます。マイクロソフトアカウントもSkypeアカウントも持っていない場合、「アカウントがない場合アカウントを作成しましょう」を選択して、まずはアカウントを作成しましょう。

アカウントの作成表示が出てきます。アカウントの作成には、メールアドレスと任意のパスワードが必要です。すでにお持ちのgmailやyahooを使うのがよいでしょう。何もメールアドレスがない、もしくは新しくメールアドレスを取得したい場合は、「新しいメールアドレスを取得」をクリックするとoutlookやhotmailなどのドメインで新たに取得できます。

次に、パスワードを設定します。「次に」をクリックして、名前の入力、誕生日の入力、認証コードの入力、画像認証を行い、アカウント作成完了です。

Skypeものアカウントも持っておらず、マイクロソフトのアカウントも持っていない場合は、マイクロソフト公式サイトのアカウント作成ページから作成していきます。

ちなみに、スマホでアプリをダウンロードして、アカウントがない場合には、以下のような画面が表示されます。同じようにアカウントを作成しましょう。

こちらは、Teamsのスマホのサインイン画面となります。

なお、マイクロソフト公式サイトのアカウント作成ページからも作成可能です。マイクロソフトの公式サイトのアカウント作成ページを開くと以下のような画面が出てきます。「サインイン」もしくは下の方にスクロールしていき、「アカウントの作成」をクリックして進めましょう。

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電話番号でもマイクロソフトのアカウントは作成できます。その場合は、コード認証がSMSでスマホに届きます。

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Macをお使いの方も同様に設定できます。

②Skypeアカウントでログイン

Skypeをすでに利用している場合、メールアドレス(電話番号)とパスワードがそのままマイクロソフトのアカウントとなるため、Skypeのアカウントを利用して、Teamsへのサインインが可能となります。(マイクロソフトがスカイプを買収したのは2011年になります。それ以前にスカイプのアカウントを作成されていたユーザーの方はマイクロソフトアカウントではなくスカイプのアカウント でTeamsにログイン可能です。)Skypeは2025年5月5日で廃止されますので、SkypeからTeamsへの移行が推奨されています。Skypeのアカウントを利用してTeamsへサインインした場合、連絡先やこれまでの記録が残るようになっています。ただし、2025年5月5日以降は、相手もTeamsを利用していないと連絡を取ることができませんし、友達を追加するときもTeamsのIDでの検索のみ表示されますので、注意をしましょう。

Teamsをインストールしたのち、以下のようなサインイン画面が表示されます。Skypeのメールアドレスとパスワードを用いてサインインしてください。

もともとのSkypeの連絡先とチャットが自動的にTeamsへ移行されます。2025年5月5日までは、それぞれ両方を使うことができ、それぞれ紐づいています。ただし、Skypeが使えなくなると、相手がSkypeしか持っていない場合、連絡が取れなくなりますので、事前に相手にもSkypeからTeamsへの移行をお願いしておきましょう。

ちなみに、Teamsのサインイン画面はパソコン、スマホぞれぞれ以下のようになっています。

Notice

Skypeとマイクロソフトアカウントが統一され紐づけされる前からSkypeを利用している場合、スカイプアカウントとマイクロソフトアカウント、Teamsアカウントが違うことがあります。使用しているSkypeをそのままTeamsへ移行させたい場合は、同じアカウントを使用してサインインしてください。また、すべでのアカウントを統一しておくと使いやすくなります。ただし、Skypeアカウントとマイクロソフトアカウントが違っている場合でも、SkypeアカウントでTeamsへのサインインは可能です。

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Teamsのアカウントは複数作成できます。ですので、SkypeアカウントとTeamsアカウントが違う場合が発生します。個人のSkypeやTeamsと、職場のTeamsは別の場合が多いと思いますので、Teamsを切り換えながら使用していくのが便利でしょう。

   

ご自身のアカウントの確認方法は2つあります。
①マイクロソフトアカウントの確認方法
②Skypeアカウントの確認方法
③パスワードを忘れてしまった場合
も覚えておきましょう。

①マイクロソフトアカウントの確認方法

Teamsの画面右上に「・・・」というアイコンをクリックして、「設定」を選択してください。

「設定」から「アカウントと組織」を選択すると、ご自身のアカウントを確認できます。パスワードを忘れてしまった場合は、以下「パスワードを忘れた場合」をご参照ください。

②Skypeアカウントの確認方法

ご自身のSkypeアカウントを確認した場合には、ご自身のSkypeのアイコン(丸い名前が入っているロゴ)をクリックするとアカウントのメールアドレスが表示されます。また、管理画面の「Skypeのプロフィール」を選択して、IDやSkype名も確認できます。

③パスワードを忘れてしまった場合

パスワードを忘れてしまった場合は、マイクロソフトのサインイン時のパスワード入力画面で、「パスワードを忘れた場合」をクリックすると、メールアドレスに本人確認用のコードが送られてきます。そのコードを入力し、パスワードの再設定を行います。

Notice

Macをお使い方は、マイクロソフトのアカウントのメールとパスワードを確認したい場合、公式サイト「Microsoft アカウントのユーザー名を忘れた場合」の案内に従って自身のアカウントを確認してください。

   

Teamsの機能は、「家庭/小規模ビジネス向け」と「職場/学校向け」とにより異なります。個人と個人のチャットや友達同士での使用、自分で作ったアカウントを使用する場合には「家庭/小規模ビジネス向け」がよいでしょう。「職場/学校向け」は法人向けのアカウントを職場や学校の管理者が作成したものになります。課題を提出できたり、会議を実施できたり、ファイルを共有できたりします。表示される画面にも違いがあります。ここでは、主にチャット、通話、ファイルや画像の共有などを中心に説明していきます。

①チャット

個人と個人、個人とグループなどでコミュニケーションツールとなるチャット機能がとても便利です。チャットをはじめる前に、まずは友達を追加してみましょう。左の「チャット」機能をクリックすると、チャット画面が出てきます。「チャット」文字の右にある3つのアイコンの中の「新しいチャット」もしくは、上のほうの「新規作成:名前、メール、または電話番号を入力」という部分に、相手のTeamsのアカウントを入力すると候補が出てきます、その中からチャットをしたい相手を選択します。注意したいのは、マイクロソフトアカウントで検索は出てきますが、スカイプ名では検索ができないことです。事前に相手のTeamsのアカウント情報を確認しておきましょう。

相手にメッセージを送ると、相手に友達追加の通知がいきます。承諾してもらい、相手とのチャットができるようになります。チャットは、画面下の「メッセージの入力」というところに文字を入力するだけです。さらに、目のようなマークがメッセージの横につくと、相手が既読したことが分かります。そのような既読機能もついています。

Notice

マイクロソフトアカウントで検索は出てきますが、スカイプ名では検索ができないことです。事前に相手のTeamsのアカウント情報を確認しておきましょう。

複数人でチャットをしたい場合には、右上の「+」をクリックすると追加する人のアカウント入力画面が出てきます。「職場/学校向け」の場合は「ユーザーの追加」が同じものになります。追加した人と複数人でチャットを共有できます。

②コミュニティとチャンネルの作成(チームを作成する)

コミュニティ機能は、メンバーを追加して複数人でコミュニティを作ります。グループチャットのようなこともできますし、また他にもその中でイベントの通知や写真、ファイルの共有などができます。また、チャンネル機能があり、コミュニティの中をさらに「チャンネル」で細分化できるようになっています。

Teamsトップが面の「コミュニティ」もしくは「チーム」をクリックすると、上記のような画面が出てきます。「自分で作成する」をクリックすると、様々なカテゴリーが選択できるようになっています。

例えば、中国語学習のコミュニティを作成したい場合、「独自で作成する」をクリックして、コミュニティ名を自分で決めることもできます。「+」はメンバーの招待ができます。メンバーを追加して、「新しいページを開始する」の「投稿」から、グループチャットのように、メンバーが一斉にみることができるメッセージを投稿することができます。

また、イベントの案内を送ることもできます。「イベント」から「イベントの作成」をクリックすると、イベントの詳細を記入、通知することができるようになっています。

さらに、「コミュニティー」や「チーム」では、そのコミュニティをさらに細分化する「チャンネル」を作ることができます。「チャンネルを追加」から、そのコミュニティ内でさらに細かなカテゴリー分けをしていきます。例えば、コミュニティ「中国語学習」チャンネルを作りたいときには「会話」「文法」「学習情報」「イベント情報」など作成は自由です。その中で、コミュニティと同じように、投稿したり、情報を共有したり、友達を追加したりできます。

作成したコニュニティのアイコンの下の「チャンネル追加」を選択すると、チャンネル名を入力してチャンネルを作成できます。例えば、「中国語学習」というコニュニティでは、以下のように、「イベント情報」や「会話」など4つのチャンネルを作り、友達を誘って追加し、それぞれの分野で情報交換などを行うことができます。

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「職場/学校向け」の場合は、「コミュニティ」は「チーム」となっています。「チーム」を作成すると自動的に「一般」というチャンネルが作成されます。チャンネルの追加は同じように作成できます。社内で「営業」「経理」などのチームを作成し、さらに「営業」チーム内で取引先さんのチャンネルを作成し情報共有をしたり、営業チーム内でさらに地域、業務などでチャンネルを作ることもできますね。

③音声通話・ビデオ通話

音声通話やビデオ通話は、個人と個人のチャット、もしくはグループチャット内で可能です。会議機能とは別ですので、注意をしましょう。通話をするには、チャット機能の中で、通話をしたい人もしくはグループを選択します。右上の電話のマークが音声通話、ビデオのマークがビデオ通話になります。マークをクリックするとすぐに通話が開始されます。使い方には注意をしましょう。

電話のマークやビデオのマークをクリックすると、このような着信が相手に表示されます。

例えば、ビデオ通話を開始した場合、自分は右下の画面、相手が中央に表示されます。

ビデオ通話中は、チャットをクリックすると右側にチャット機能が出てきます。連絡をしながら、チャット内で文字で確認したいことを入力したり、見てほしいURLを送り合ったり、とても便利な機能です。

また、表示機能を使うと、話者が真ん中に表示されたり、自身が上に表示されたり、画面のレイアウトを変更することができます。上に「チャット」「参加者」「表示」「その他」などのアイコンがありますが、その中の「表示」をクリックすると画面の表示を切り替えることができます。

背景を変えたい場合は、上のアイコンの「…」その他をクリックします。「ビデオの効果と設定」から、ビデオの効果の中の背景を選択し、背景を変えることができます。「プレビュー」で自分の画面の背景を確認することができます。

他にも、右上の「共有」をクリックすると、デスクトップで開いている様々な画面を共有することができます。これは、zoomにも同じ機能がありますね。こういった便利な機能は、以下会議でも同じように使うことができますので、覚えておくとよいですね。

④Meet/会議

「Meet」機能は、オンライン会議ツールのことです。チャット内での通話ではなく、会議を設定して、ビデオ通話をすることができます。音声通話やビデオ通話とは違いますので、注意をしましょう。Meetや会議の場合は、クリックしてもすぐに通話ははじまりません。zoomに似ていますが、相手の参加を許可して、会議をはじめることになります。

Meet機能を選択すると、このような画面が出てきます。

「会議リンクを作成」で会議のリンクを取得し、会議をしたい相手にチャットで送ります。URLをクリックすると、カメラや音声の設定画面が表示されます。「今すぐ会議」から、会議へ入ることができます。ビデオ通話と違うのは、ビデオ通話は電話のように相手にその場で電話をかけることができますが、会議の場合は相手が同じURLを使って入ってこないといけないところです。こちらもzoomの機能によく似ていますね。

相手が会議に入るときには、招待した側の許可が必要となります。

会議の機能はビデオ通話と同じアイコンが上に並んでいます。ただし、「手をあげる」「リアクションをする」など、会議ならではの機能も備わっています。

会議を事前に予約することもできます。「Meet」から「会議の予約」をクリックして、必要事項を入力し、会議の出席者を指定すると直接相手に案内が送られます。相手には、このように表示が行きます。

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会議機能の場合は、無料のTeamsでは上限が60分となっています。

⑤ファイルや画像の共有

相手とファイルや写真、画像を共有したい場合には、チャット機能の文章を打ち込む欄の横に、それぞれを添付するアイコンがあります。「絵文字」、「写真」、「ファイル」などチャット内で共有することができます。上の「チャット」「ファイル」「写真」は、これまで共有した資料がすべて表示されるようになっています。

    

マイクやスピーカーがうまく作動するかを事前にチェックしておくことも大切です。右上の「…」から「設定」、「デバイス」を選択すると、オーディオ、ビデオの調整が可能です。「職場/学校向け」には、「テスト」がありますので、そこからマイクやスピーカーのテストも可能です。

ただし、マイクやスピーカーのテスト機能は、現在(2025年4月1日現在)では、「職場/学校向け」にのみサービスが提供されています。無料バージョンでのサービスはいずれ開始されると思いますが、今のところありません。そこで、マイクやスピーカーをテストしたい人は、自分で会議を作成して、自分で確認するようにしましょう。まず、会議に入ります。上の「…」その他のアイコンをクリックすると、「オーディオの設定」から、マイクが機能しているかをテストできます。ヘッドホンをして話しかけると、マイクのマークの横が青く反応します。

スピーカーのテストは自分だけではできません。そのため、パソコンで音声を流して聴こえること、またパソコンで設定されているものと同じスピーカーが設定されていることをご確認下さい。

 

7 まとめ

さて、これまでTeamsを使うための準備やその使い方を説明してきました。慣れるまでは難しいかもしれませんが、Skype、zoomなどを使用していた人にとっては似たような機能も多く、すぐに理解できると思います。Teamsをマスターすることで、中国語学習だけでなく、お仕事の様々な方面でとても役にたちます。どうぞ今回の記事を参考にぜひTeamsを使えるようになってくださいね!

    

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