HSK5級に合格する勉強法~HSKレベルチェックテスト付き!申し込み・時間配分・試験対策まで徹底解説!~
日本で中国語を使って何か仕事をしたいというときには、HSK5級以上という条件をよく目にします。今回は、中国語で将来取得しておくべきHSK5級の合格方法について紹介していきます!
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HSK5級に合格したいあなたへ
もくじ
1、HSKとは
2、HSKレベルチェックテストをしてみよう
3、HSK5級の難易度と合格ライン
4、HSK5級の時間配分・点数配分と問題形式
5、HSK5級の申し込みと試験当日のスケジュール
6、当日の持ち物と注意事項
7、HSK5級の傾向と対策
8、HSK5級に合格する勉強法
9、HSK5級合格のためのおすすめ教材
1、HSKとは
HSKとは、汉语水平考试(中国語標準試験)のことです。中国政府教育部直属の孔子学院総部/国家漢務が主催する中国政府が認定する試験です。試験の設問はすべて中国語です。中国語検定とは違い、世界各国で行われている中国語を母国語としない人のための試験です。先述したように、中国の一流大学に留学予定のある人や、中国企業に就職したい人、駐在経験のある人がよく受験するようです。
HSKの試験は1級が一番低いレベルで、2級、3級、4級、5級、と6級、そして2024年に日本でもはじまったHSK7級~9級まであります。HSK1級は初級、4級~5級で中級、6級が中級から上級程度です。今回は、この中でも5級を紹介します。
ちなみに、中国語検定(中検)とは、一般財団法人日本中国語検定協会が実施する中国語の試験のことです。「準4級」「4級」「3級」「2級」「準1級」「1級」の6つのレベルに分かれています。 設問や説明などはすべて日本語です。日本で中国語を用いて仕事をしている人、高校生や大学生なども受験するようです。HSKとのレベルの対応については、中国語検定3級~2級がHSK5級、中国語検定2級~準1級がHSK6級相当です。
HSKと中検の違いについて詳しく知りたい人はこちらをチェック!
2、HSKレベルチェックテスト
「HSKを受験してみたいけれど、自分が今どのくらいのレベルなのかわからない」という人は、まずHSKレベルチェックをやってみましょう。16問・約5分で、あなたが今「HSK何級レベル」かを無料で判定してくれます。正解すると難しく、間違えると易しくなる適応式テストなので、少ない問題数でも精度の高い診断ができます。毎回ちがう問題が出るため、何度でも挑戦できます。ただし、判定はあくまで目安としてください。
3、HSK5級の難易度と合格ライン
HSK5級の試験は、中国語レベル中級程度の人が受ける試験です。中国語検定試験の3級~2級に該当します。中国語を2年間くらい勉強して、2500語の常用単語を身につけている必要があります。中国語を使って、何か将来を考えている人の足かけに必要なレベルの中国語階級です。
| 級 | 難易度 | レベルの目安 | 語彙量の目安 |
|---|---|---|---|
| HSK9級 | 最高レベル | 非常に高度で複雑な中国語を理解し、社会・専門・学術分野などで正確かつ適切に中国語を運用できる最上位レベル。 |
高等段階までの基準 合計11,092語 ※7・8・9級別の個別語彙数は公式には示されていません |
| HSK8級 | 高等・高度 | 複雑なテーマやさまざまなジャンルの中国語を理解し、専門的・学術的な内容についても深く意見交換できる高度なレベル。 | |
| HSK7級 | 高等・上級 | 社会生活や学習・研究などの複雑な話題について、中国語を適切に使用してコミュニケーションできる高度なレベル。 | |
| HSK6級 | 上級 | 中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりでき、会話や文章を通じて自分の考えを流暢に表現できるレベル。 | 5,000語以上 |
| HSK5級 | 中上級 | 中国語の新聞や雑誌を読んだり、テレビや映画を鑑賞したりすることができ、中国語を使って比較的まとまったスピーチができるレベル。 | 2,500語程度 |
| HSK4級 | 中級 | 幅広い話題について中国語で会話ができ、中国語を母語とする人とも比較的流暢にコミュニケーションをとることができるレベル。 | 1,200語程度 |
| HSK3級 | 初中級 | 生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行でも大部分のことに対応できるレベル。 | 600語程度 |
| HSK2級 | 初級 | 中国語を使って簡単な日常会話ができるレベル。身近な場面で基本的なコミュニケーションをとることができる。 | 300語程度 |
| HSK1級 | 入門 | 中国語の非常に簡単な単語やフレーズを理解し、使用することができるレベル。 | 150語程度 |
HSKの合格ラインですが、1~6級は60%の180点で合格となります。HSK5級の場合、リスニング、リーディング、ライティングの3分野の合計のうち、180点以上であれば大丈夫です。各試験ごとに60%の点数を取得する必要はありません。
| 級 | 満点 | 合格ライン・ 判定基準 |
最低得点率 |
|---|---|---|---|
| HSK9級 | 500点 | 390点以上 | 78%以上 |
| HSK8級 | 500点 | 350~389点 | 70%以上 |
| HSK7級 | 500点 | 315~349点 | 63%以上 |
| HSK6級 | 300点 | 180点以上※ | 60%以上 |
| HSK5級 | 300点 | 180点以上※ | 60%以上 |
| HSK4級 | 300点 | 180点以上 | 60%以上 |
| HSK3級 | 300点 | 180点以上 | 60%以上 |
| HSK2級 | 200点 | 120点以上 | 60%以上 |
| HSK1級 | 200点 | 120点以上 | 60%以上 |
※HSK5級・6級は成績報告に合否は表記されませんが、180点以上のスコアで各級の能力を有していると判定されます。
※HSK7~9級は、5分野それぞれ0~100点の報告スコアにより評価されます。7級は315~349点、8級は350~389点、9級は390点以上です。
4、時間配分・点数配分と問題形式
合否判定の表記はなく、スコアのみ表記されます。読解は45分ですが、時間制限も45分です。ですので、1問1分で解いていかないと時間がなくなります。4級に比べて試験の問題数も増えていますし、長文読解問題も出題されるようになります。(※実際の試験時間は135分程度かかります。聞き取り終了後には、解答用紙に記入するための5分間が設けられています。)
| 試験内容 | 問題数 | 時間配分 | 配点(合格基準点) |
|---|---|---|---|
| リスニング | 45問 | 30分 | 100点 |
| リーディング | 45問 | 45分 | 100点 |
| 作文 | 10問 | 40分 | 100点 |
| 合計 | 100問 | 115分※ | 300点(180点) |
HSK5級は、リスニング(聞き取り)、リーディング(読解)、ライティング(作文)の3つで構成されています。聞き取りと読解は選択式、作文は記述式です。聞き取りは一度しか放送されないため、一度で会話の状況や重要な情報をつかむ必要があります。
| 分野 | パート | 問題形式 | 問題数 |
|---|---|---|---|
|
聞き取り 約30分 |
第1部分 | 短い会話を聞き、内容に合う答えを4つの選択肢から選ぶ | 20問 |
| 第2部分 | まとまった会話や文章を聞き、内容に関する問いに答える | 25問 | |
|
読解 45分 |
第1部分 | 空所に入る適切な単語を選ぶ | 15問 |
| 第2部分 | 短文を読み、内容と一致する選択肢を選ぶ | 10問 | |
| 第3部分 | 長文を読み、内容に関する問いに答える | 20問 | |
|
作文 40分 |
第1部分 | 語句を正しい順番に並べて中国語文を作る | 8問 |
| 第2部分 | 指定された単語を使う作文1問+写真について書く作文1問(それぞれ80字程度) | 2問 |
5、申し込みと試験当日のスケジュール
HSK5級の受験料は9,900円(税込)です。試験日や開催地域は回によって異なるため、受験すると決めたら、まずHSK日本実施委員会の公式サイトで試験日程と会場を確認しましょう。ちなみに、4級は7,920円、6級は115,50円となります。
受験会場は、東京都だとすれば、10月以外毎月1~2回実施されています。都市部ですと、たいてい毎月もしくは2回月に1回は実施されています。地方ですと、半年に1回という地域もあります。ご自身の地域や隣の件の試験日を確認しておきましょう。申し込みから成績取得までは以下のような流れになります。成績の原本が必要な場合は、別途費用がかかるようになりましたので、注意しましょう。
成績報告(原本)の郵送を希望する場合は、試験とは別に申請が必要
(申請費用:1,100円 税込)
HSKの試験では、1、3、5級は午後の試験、2、4、6級は午前となります。試験の受付時間や試験開始時間のあとに、試験についての説明の時間などがあることを事前に把握しておき、当日慌てないようにしておきましょう。
| 時間帯 | HSK級 | 受付開始 | 試験開始 | 試験全体の時間 |
|---|---|---|---|---|
| 午前 | 2、4、6級 | 9時10分 | 9時30分 |
2級 65分 4級 115分 6級 150分 |
| 午後 | 1、3、5級 | 13時10分 | 13時30分 |
1級 50分 3級 100分 5級 135分 |
試験当日は、試験開始の20分前から受付が開始されます。試験のスケジュールと注意事項をしっかり確認しておきましょう。特に、遅刻についてはどのような理由(天候による交通機関の遅延など)であっても認められませんので注意しましょう。途中退室トイレの理由のみ可能です。以下、5級のスケジュールとなります。
※受験票を忘れると受験できません
※一度会場に入ったあとでも、再入場は可能です
※会場によってはスピーカーで音声を流す
後ろの方だと聞こえにくい場合もあるため、スタッフに申し出るようにすること。
※注意事項の伝達は口頭や音声で実施される
※問題用紙へのメモは可
6、当日の持ち物と注意事項
HSK公式のHPにも掲載されていますが、当日の持ち物必須品やこれは持って行ってよかったというものをご紹介していきます。
マイページより試験1週間前からダウンロード可、スマホでの提示も可
写真付き、コピー不可、受験票と氏名が一致しているもの
音の出るような時計、スマホ、スマートウォッチなどは使用禁止
鉛筆2B以上のものが望ましい
ボールペンは使用不可です。時計はアナログのものがよいですが、大きすぎると机に置くことができないため、試験の邪魔にならないような大きさにしましょう。3人掛けの机に2人座ることが多いようですので、大きすぎないようにしましょう。当日机ががたがた揺れるときはまずはスタッフの人に相談しましょう。かばんの置き場所が指定される場合があります。たいていは、机の下などを指定されます。
机ががたがた揺らぐときに挟むため
会場で「その時計はダメです」と言われたときのため
机に置くことは不可
会場が寒いことがある、もしくは暑すぎるときがあるため
当日、気持ちよく試験ができるように、以下のことにも注意しましょう!
座席や机に傷や座りにくさ、机がガタガタ揺れないかなど確認しましょう。
事前にトイレにはいっておきましょう。
会場のエアコンを確認しましょう。服を一枚脱着できるようにしておきましょう。
HSK5級の作文のフォーマットを確認しておきましょう。
また、最近は電車が止まることもありますので、以下の点も気を付けましょう。
座席は、リスニングのときは前のほうはうるさく、後ろのほうは音がぶれて聞き取りにくいことがあります。試験に支障がでるような場合には、遠慮なくスタッフに申し出ましょう。(真ん中か、真ん中より少し前あたりがベスト)
雪、雨、台風、地震など、天気や災害により交通機関が使えなくなることがあります。はやめに家を出て、はやく会場に着くようにしましょう。自家用車の場合、駐車場の用意をHSK側がしていないため、自分で駐車場を探すか、自家用車での来場はせず交通機関を使うようにしましょう。
トイレは事前に行っておきましょう。受付後、試験会場の教室に入り、自分の席を確認します。その後、受験票と身分証があれば再入場可能ですので、心配な人は一度教室を出て試験前にトイレをすませておきましょう。135分トイレには行けないと思っておいたほうがよいです。
特別に配慮が必要な人の場合、事前に事務局に申請をすれば、特別な許可を得て試験を受験することが可能です。ただし、障害者手帳や医師の診断書ならびに関係する資料の提出が必要です。
HSKの年間スケジュールなどさらに詳しく知りたい人はこちらをチェック!
7、HSK5級の傾向と対策
必要語彙数は、常用2500字ですので、HSK6級を目指している人にとっては、出題される文章やリスニングの会話はそれほど難しくないかもしれません。ただし、「あれ、この熟語みたことなるな」「この長文結構スラスラ読めるな」と思っても、選択肢で落とし穴がありますので、十分に注意が必要です。
リスニングのポイント!会話の状況を把握し、言い換えを聞き取れるか
HSK5級のリスニングでは、まず「どのような状況で話しているのか」をつかむことが大切です。後半の長文リスニングでも、一つひとつの単語をすべて聞き取ろうとするのではなく、まず「誰と誰が」「どこで」「何について」話しているのかを想像しながら聞きましょう。
出題される場面には、待ち合わせ、職場での会話、商談、友達との近況報告、ホテル、病院などがあります。同じ場面でも、「待ち合わせ時間を確認している」「遅れそうなことを報告している」「商談で起きた問題について話している」など、会話の目的はさまざまです。
短い会話の中から、できるだけ早く状況と話題をつかむことがポイントです。
「言い換え」を聞き取れるかが重要
HSK5級のリスニングでは、会話で聞こえてきた言葉が、そのまま正解の選択肢に書かれているとは限りません。会話の内容を別の表現に言い換えた選択肢が出てくるため、単語だけを拾って答えるのではなく、文章全体の意味を理解する必要があります。
例えば、「5分前集合でお願いね」という簡単な表現ではなく、「待ち合わせの数分前には到着しておいてね」のように、少し複雑な文章で表現されることがあります。「会話の中に出てきた単語と同じ単語があるから正解」と判断しないようにしましょう。
長文リスニングは「ストーリー」で聞く
後半の長文リスニングでは、文章を最初から最後までバラバラに聞くのではなく、話の流れを意識して聞きましょう。よくある流れは、次のようなものです。
状況把握 → 何が起こったか → 結局どうなったか
状況把握 → 誰が何を希望しているか → 希望はかなったか
このようにストーリーとして聞くことで、途中で知らない単語が出てきても、文章全体の意味を推測しやすくなります。
長文問題では、1つの文章に対して複数の設問が出る場合があります。最初の設問では、「子供は何をほしがっていますか」「体育館にはいくつの席が準備されていますか」など、文章の基本的な状況を問われることがあります。
そのあと、「電車のチケットはなぜないのですか」「この文章からわかることを選択してください」といった、原因・結果・解決方法など、より内容を理解しているかを確認する問題が続きます。
そのため、長文を聞くときには、最初から「人物・場所・数字・問題・結果」を意識しておくと答えやすくなります。
また、もし2つの選択肢で迷ったら「会話で実際に言っていること」を選ぶようにするとよいでしょう。ストーリーから推測される答えではなく、リスニングの実際の会話の中に答えがあると思ってください。
数字・日にちはメモを取る
数字や日にち、時間、人数、金額などが出てきた場合は、可能であれば問題用紙に簡単にメモを取っておきましょう。
例えば「最初は10時の予定だったが、30分遅くなった」といった会話では、複数の数字が登場します。頭の中だけで覚えようとすると混乱しやすいため、「10:00→10:30」のように簡単に書いておくと判断しやすくなります。
また、時間に余裕がある場合には、音声が流れる前に問題用紙の選択肢を確認しておきましょう。
選択肢に「ホテル」「病院」「会社」「学校」などが並んでいれば、これから場所について聞かれる可能性があります。数字が並んでいれば、時間や金額、人数などが問われる可能性があります。
選択肢から「これからどのような会話が流れるのか」を予測しておくことで、聞くべきポイントを絞りやすくなります。
読解のポイント!まずは設問の文章を正確に読み取れるか
まずは大問の1は、単語の選択です。語彙力が試されますが、しっかりと事前に学習しておけばそれほど難しくありません。
単語帳で勉強した漢字も結構出題されたり、過去問で覚えた漢字も出題されたりします。その文章の状況に合った単語を選ぶのですが、難しいのは文章の内容です。
結末のおかしな笑えるお話や、歴史的な人物の説明など、すんなりと読めるストーリーではありません。単語力に加えて読解力も必要となります。文章を読んでいて、だんだん意味が分からなくなっていくこともあるでしょう。時間との闘いもありますが、できれば2回読むようにしましょう。1回で分かればすぐに回答すればよいですが、内容がよくわからないときには、2回読むとさらに理解度は深まります。

単語や語句の言い換えが分かるか
大問の2では、文章に合っている設問を1つ選びます。こちらもリスニングと同じように、文章内で言われていることの言い換えが選択しに出てきます。
熟語の言い換えではなく、文章内の一節の言い換えのような場合もあり、少し考える時間が必要です。引っ掛けもたくさん出てきますので、文書にないことは選ばないようにしましょう。
もしも単語がわからない場合は、消去法を用いてもよいですし、「絶対に」「すべてが」「必ず」などの言葉が設問に入っている場合はひっかけの場合が多いです。大問1よりも、文章は短いですが、内容が濃く難しいように思います。

長文読解は、時間との勝負です!
大問の3は、長文読解です。日本人は漢字を日頃から使っていますし、大問には写真が付いている場合がありますので、大問1や2に比べると解きやすいかもしれません。
ただし、ここは時間との勝負になってきます。じっくり考えている時間はありません。じゃんじゃんと問題を解いていきましょう。文章は長いですので、全部読まなくても、まず設問から読み、その部分の近くの文章を読めば答えることのできる問題もあります。
また、たいてい文章のストーリーの順通りに設問が設定されていますので、設問から読み、それを答えていくことで、最終的には全部の文章を読んでいることになります。
ですので、はじめから長文を読まなくても、設問から読んで、文章中に答えを探すようにしていきましょう。レベル的には、長文の内容は少しややこしいですが、大問2に比べると読みやすいです。
作文のポイント!語順と基礎文法をマスターしておこう
作文については、語句の並べ替えと、説明文を書く問題が出題されます。
語順は、主語が人でない場合も多く、何(S)が何だ(V)という形を作るのに少し苦労するかもしれません。語順を考えるときには、まずは主語と動詞を考えて、その周りの修飾語や副詞、形容詞をくっつけていくようにしましょう。
中国語では動詞はメインとなる品詞です。また、受け身文、使役文、「得」「的」「地」、「是~的」構文、目的語を前に出す「把」構文なども出題されます。中国語の基礎文法をしっかりとマスターしておきましょう。作文でも、マスターした文法表現を使って書くことができればよいですね。

作文は自分の書きやすい構成を事前に準備しておこう
作文の第2問は、自身で作成することになります。単語が与えられ、その単語を使って80字程度の中国語文を作ります。写真が与えられているので、80字程度で写真に関する中国語文を作ることになります。こちらは、どのような写真が来ても、自分でテンプレートのような構成を作成しておき、応用するようにしましょう。
8、HSK5級に合格するための勉強法
HSK5級では、リスニング、会話力、読解力、書く力など、すべての中国語能力において、スラスラと聞ける、読める、書ける程度の力が求められます。
HSK4級の合格に苦労した人であれば、さらにリスニング・読解・作文・語彙・文法を総合的に伸ばす必要があります。一方、すでにHSK6級を目指している人であれば、6級の勉強をしながら5級を受験する方法もあります。
それでは、具体的にどのように勉強すればHSK5級合格に近づけるのでしょうか。ポイントは次の3つです。
①過去問を徹底的に解くときには、自分の弱い項目を集中して勉強しよう
HSKには出題傾向があります。過去問を解いていくと、同じ熟語が出題されていたり、似た形式の設問があったりします。
ですので、まずは過去問を2~3回分程度解いて、問題の傾向をつかむとともに、自分の弱い分野を見つけましょう。そして、苦手な分野を集中的に勉強することが大切です。
過去問を解いたら、単に「何点だったか」を見るだけではなく、リスニング・読解・作文のどこで点数を落としているのかを確認します。
リスニングならば、単語を耳でも覚える、言い換え表現を覚える、同じ音声を繰り返し聞くなどの工夫が必要です。
読解は、過去問を繰り返し、中国語の文章を読むことになれる必要があります。読むスピードを上げることが大切です。
中国語の雑誌、小説、ニュース、SNSなど、インターネットで検索すれば教材として利用できる中国語の文章はたくさんあります。1日1本のニュースでもよいので、できるだけ多くの中国語の文章に触れておきましょう。
作文は、語順を確認し、実際に文章を書いて添削してもらうことが大切です。正確に書くようにしましょう。日記を中国語でつける方法もあります。また、中国のSNSなどで中国語の文章を書くことも勉強になります。
YouTubeを使った中国語の勉強方法をもっと知りたい人はチェック!
②中国語に慣れ親しんで単語力と総合力をつけよう
HSK6級がより高度な中国語力を求められるレベルだとすれば、HSK5級では「総合的な中国語力」が重要だといえるでしょう。
中国語に慣れ親しみ、専門的な単語は分からなくても、中国人と同じように中国で日常生活を送ることができる程度の中国語能力を身につけることが目標になります。
HSK5級では、何より単語力が必要です。基本的な単語だけでなく、少し言い方を変えた熟語や表現なども出てくるため、単語帳で覚えたり、過去問で覚えたり、リスニングをしながら覚えたりして、問題をスラスラと読める程度の語彙力を身につけましょう。
過去問を解いて自分の弱いところを見つけたら、苦手分野を重点的に対策します。そのうえで、親しみながら勉強するために、SNSや動画、映画、小説、ショッピング、中国語ネイティブの人との会話など、自分の身の回りの中国語に触れていくことが大切です。
「これって中国語で何と言うのだろう」「こういうとき、中国語でどんな表現があるのだろう」など、そのときどきで、自分が疑問に思ったことや興味のあることから入るのもよいかもしれません。例えば、NHKのウェブ版には、中国語のサイトがあります。そのようなところからニュースをチェックしてもいいかもしれませんね。
また、ネトチャイメディアのサイトにも日々更新をしている中国語ニュースがありますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね!
中国語ニュースをみて中国語を勉強してみたい人はチェック!
③自分に合った参考書で基礎文法と構文はマスターしておく
HSK5級では、作文をはじめ、文法の知識が必要になる問題が多くあります。「被」「把」「得」など、中国語の基礎文法はしっかりと理解しておきましょう。
基礎文法ですので、辞典のような分厚い参考書をすべて暗記する必要はありません。
中国語の基礎的な語順、否定文、構文、使役文、受け身文、「的」の省略、「地」「得」の使い方、時間・期間・距離の表現、量詞、可能や義務の表現、離合詞、副詞、介詞、補語など、中国語に特徴的な文法をしっかりとマスターしておきましょう。
文法については、過去問だけで網羅することは難しいため、自分に合った参考書を1冊決めて、基礎から確認していく方法がおすすめです。
HSK5級では、単語だけを大量に暗記したり、過去問だけを繰り返したりするのではなく、語彙・リスニング・読解・作文・文法をバランスよく伸ばすことが大切です。
中国語の基本文法を見直したい人は以下の記事もチェック!
9、HSK5級合格のためのおすすめ教材
HSK5級の教材を以下紹介します。ただし、単語帳などは自分の使いやすいものや、シリーズ化されているものがありますので、そちらをご使用していただくのがよいかと思います。
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