中国北京の観光地77選!
今回は、北京の観光地についてご紹介してきます。北京の街は歴史文化が色濃く残る街です。1日ではまわりきれいない数の観光スポットがあるため、自分の行きたいエリアなどを計画的に考えて、観光に行くようにしましょう!
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目次
【1】 北京の観光地の特徴
【2】 絶対行くべき超有名観光スポット
【3】 歴史文化スポット
【4】 きれいな景色や散策スポット
【5】 有名建築の観光スポット
【6】 遊び・買い物・グルメスポット
【7】 動物・科学など専門スポット
【8】 芸術・アートスポット
【9】 ローカル路地の胡同スポット
【10】 まとめ
- 万里の長城
- 故宮(紫禁城)
- 天安門広場
- 北京城跡
- 天壇公園
- 頤和園
- 北京原人遺跡(周口店遺跡博物館)
- 瑠璃河遺跡、西周燕都遺跡博物館
- 潭柘寺
- 牛街清真寺
- 京杭運河
- 盧溝橋
- 天寧寺、天寧寺塔
- 鼓楼鐘楼
- 妙応寺(白塔寺)
- 国子監博物館
- 明の十三陵
- 雍和宮/a>
- 孔子廟、孔廟
- 恭王府
- 京西古道
- 毛主席紀念堂
- 中国人民改革軍事博物館
- 中国国家博物館
- 潘家園旧貨市場
- 首都博物館
- 徳勝門箭楼
- 老舎記念館
- 北京魯迅博物館
- 郭沫若故居
- 北京燕京八絶博物館
- 中国現代文学館
- 北京古観象台
- 円明園
- 景山公園
- 北海公園
- 古北水鎮
- 朝陽公園
- 地壇公園
- 什刹海
- 北京オリンピック公園、オリンピックタワー
- 中国尊
- 大観園
- 雁栖湖景観区
- 野鴨湖国家湿地公
- 龍慶峡
- 中央広播電視塔
- 人民大会堂
- 国家大劇院
- 朝陽劇場
- 天主教王府井教堂
- 銀河SOHO
- 北京歓楽谷(ハッピー・バレー)
- ユニバーサルスタジオ北京
- 北京世界公園
- 世貿天階
- 王府井大街
- 前門大街
- 簋街
- 南鑼鼓巷
- 秀水街
- 三里屯太古里
- 藍色港湾
- 北京自然博物館
- 北京動物園、北京海洋館
- 北京国立植物園
- 北京野生動物園
- 中国科学技術館
- 中国航空博物館
- 中国鉄道博物館
- 北京798芸術区
- 今日美術館
- 琉璃廠
- 東交民巷
- 西交民巷
- 煙袋斜街
- 國子監街
【1】 北京の観光地の特徴
北京には、たくさんの観光地があります。むしろ、街全体が歴史景観区のような場所で、古い町並みを残している胡同がいたるところに残されています。また、中国の伝統建築である四合院の建物も残されており、見学することができます。北京には8つの世界遺産があり、しかも一つひとつの規模が大きく、1日ではとうてい観光しきれません。ですが、その規模の大きさもまた中国の明清朝時代の繁栄を物語っており、見に行けば感動すること間違いなしです。北京を観光するときは、できるだけ時間に余裕をもって見学するようにしましょう。日本の規模感覚で考えると時間の計算が合わないことがあります。また、北京には、明清朝時代に造られた歴史的建造物が多く、こちらも北京の特徴でもあります。中国は様々な国が台頭した国家でもあり、例えば唐の時代には長安(いまの西安)が首都でした。北京は元の時代から大都として首都がおかれ、その後明清朝時代の首都として栄えました。明清朝時代の皇族の邸宅や庭園なども多く残されています。特に紫禁城(故宮)は有名ですね。北京へ行くならばぜひ以下の観光地でご自身の興味のある場所を選び行ってみてくださいね!
【2】 絶対行くべき超有名観光スポット
1 万里の長城 长城 (Chángchéng)
万里の長城は西周~春秋戦国時代(紀元前11~3世紀ごろ)に造られはじめたといわれている全長2万キロ以上の長い城壁で、世界文化遺産です。実は「万里の長城」というのは総称であり、紀元前3世紀以降様々な王朝が修築、増築してきました。紀元前3世紀ごろ秦の始皇帝によって北方の遊牧民から国を守るために築造されたという歴史は有名な話ですね。それ以降は特に明の時代に盛んに修築されたといわれています。「城壁」といわれていますが、実際は通路のようになっており、敵を見張る敵台や兵士が寝泊まりする関城などもあります。観光に行くなら、どの王朝のときの、どの地域の、長城の何を見に行くかを決めておいたほうがよいですね。
八達嶺長城 八达岭长城 (Bādálǐng Chángchéng)
北京市延慶区軍都山関溝古道北口に位置し、北京から一番アクセスがよい長城が「八達嶺長城」です。バスで2時間程度で行くことができ日帰りができます。行く途中に中国長城博物館もあり、遺跡を見るだけでなく博物館で学ぶこともできます。八達嶺長城は居庸関(要塞)の重要な前哨(ぜんしょう)であることも知られています。
※入場料:40元
慕田峪長城 慕田峪长城 (Mùtiányù Chángchéng)
慕田峪長城は、北京市懐柔区渤海鎮慕田峪村に位置し、北京市内から北にありますが、八達嶺長城からは東の方向になります。地下鉄とバスを乗り継いで2時間~2時間半程度かかります。ツアーを利用するのが楽な行き方かもしれませんね。全長5.4キロの現存する長城では最長レベルの長さを誇ります。1368年、明の時代に朱元璋配下の大将徐達が北斉の長城遺跡の上に建てたといわれています。京畿道を守る軍事的要所であり、正関台、大角楼、鷹飛倒仰などの景観を楽しめる歴史的に非常に価値の高い観光名所です。
※入場料:40元
黄花城水長城 黄花城长城(Huáng huā chéng Shuǐ chángchéng)
黄花城水長城は、八達嶺長城と慕田峪長城の間あたりに位置する北京市懐柔区九渡河鎮にあり、ダムも眺めることができることから北京黄花城水長城観光区に指定されています。文化的な価値だけでなく自然景観としても人気のスポットです。北京から地下鉄とバスで2時間程度かかります。
※入場料:60元
その他にも、北京から金山嶺長城や居庸関長城などへ行くことができます。

2 故宮(紫禁城)故宫博物院 (Gùgōng Bówùyuàn)
北京でもっとも有名な観光地といえば、故宮をあげる人が多いのではないでしょうか。南京の故宮がモデルとなっている北京の故宮は、明朝1406年に建築がはじまり、明清両朝24人の皇帝の皇居となりました。有名だから見に行ってみようと簡単に思うなかれ。1日ではまわり切れない広さと収蔵品の多さ、そして故宮内外の城門や城壁、三大殿、御三宮、仏殿などの遺跡の数々。敷地面積は東京ドーム15分もあるそうで、故宮自体が故宮博物院となっています。世界遺産として、最も規模が大きく、最も完全に保存されている木造建築の古建築群の一つとして評価されています。人気観光地でもあるので、人もとても多いです。入場チケットを購入するだけで長蛇の列。計画的に行くようにしましょう。
※地下鉄:天安門東駅(天安门东站)、天安門西駅(天安门西站)
※入場料:60元(繁忙期)、40元

3 天安門広場 天安门广场 (Tiān’ānmén Guǎngchǎng)
天安門広場は、1949年毛沢東が天安門で中華人民共和国の成立を宣言したことで有名ですよね。これまで天安門事件や数々の民主化運動、反日運動の際に人が集まりました。南北に880m、東西に500mある広場は、50万人が収容できるといわれています。世界最大級の都市広場となっており、中国のシンボル的な場所です。もともと、天安門広場は、「天安門」という大きな北京城の門外にある宮廷広場でした。明朝では礼法の場として利用され、閉鎖的な広場で宮殿の壁が建てられていました。人民英雄記念碑や毛主席記念堂があり、毛主席記念堂には毛沢東の遺体が安置されています。国慶節には国旗を持った国民が集まります。
※地下鉄:天安門東駅(天安门东站)、天安門西駅(天安门西站)
※入場料:無料

4 北京城跡 北京城遗址(Běijīng Chéng Yízhǐ)
実は北京の故宮というのは、北京城跡の一部です。故宮のまわりにさらに外城や城門、お濠(ほり)など歴史的な遺跡が残っています。
北京正陽門 正阳门 (Zhèngyángmén)
正陽門は、天安門広場の南側にあり、通称「前門」と呼ばれています。1439年以降、明朝と清朝二代にわたって広い広い北京城の正門として利用されてきました。門といっても石材とレンガ造りの巨大な櫓(やぐら)になっており、厳重な防御体制が敷かれていました。ビルのような4層の窓、漢白玉の美しい石の柵、瑠璃瓦の屋根の上には竜、というみどころがあります。天安門広場を観光するときに一緒にみているのがよいですね。
※地下鉄:前門駅(前门站)
※入場料:10元
北京城東南角楼 北京城东南角楼(Běijīng chéng dōngnán jiǎolóu)
北京城東南角楼は、創建1439年明清の時代です。北京の内城に城門に城楼、甕城、櫓がありますが、防御能力を強化するために、城の四隅にそれぞれ角楼を建てました。正陽門から東側にあるのが、北京城現存する唯一の角楼です。12mの台座の上に17mの角楼が建てられ、こちらも正陽門と同じく巨大なビルのようになっています。
※地下鉄:建国門駅
※入場料:20元(繁忙期)、10元
5 天壇公園 天坛公园 (Tiāntán Gōngyuán)
天壇公園は、明清朝時代の皇帝が祈祷をしたといわれている「天壇」のある公園です。「天壇」は北京城の角楼や正門などとは異なり、三層の丸い屋根と建物から構成されています。屋根は瑠璃瓦でできており、その他にも公園内には、「圜丘壇」、皇帝の祈祷に居住する斎宮など建築群があります。現存する中国最大の祭祀建築群で、1918年 1月1日天壇公園となり、対外に開放されました。赤、青、緑で装飾された美しい「祈年壇」が特に有名ですね。
※地下鉄:天壇東門駅(天坛东门站)
※入場料:15元(公園入場)、35元(共通券)

6 頤和園 颐和园 (Yíhéyuán)
頤和園は、金朝の時代より歴代数々の皇帝が整備してきた皇帝庭園です。故宮から西北に位置し、その広さは東京ドーム60こ分以上。本当に広いですね。一番驚くのは、この庭園は人工であるということです。園地の3/4を占める昆明湖も、その掘った土で造られた万寿山も、南湖島も人工です。みどころは、歴史的な建造物と景色の美しさにあります。十七孔橋、清晏舫、長廊、山の上にそびえ立つ仏香閣、また排雲殿や文昌閣、徳和園、蘇州街など庭園の中には様々な建築物や杭州西湖や蘇州水郷を模したといわれるすばらしい景色が広がっています。園内には、100あまりの建築、20あまりの大小の庭園、収蔵されている文化財は4万点あまりあり、すべてを見るには1日では足りないですね。
※地下鉄:西苑駅(西苑站)、北宮門駅(北宫门站)
※入場料:30元(繁忙期)、20元
【3】 歴史文化スポット
7 北京原人遺跡(周口店遺跡博物館) 北京猿人遗址 (Běijīng Yuánrén Yízhǐ)
周口店北京原人遺跡は、60万年から40万年前に生活をすでに営んでいたとみられる北京原人の遺跡です。中国旧石器時代の重要な遺跡でもあり、博物館も併設されています。石器、骨器、角器、焚き火跡など考古学的に貴重な文化財をみることができます。※レプリカも多い。北京からは、地下鉄とタクシーを乗り継いで行くか、バスを乗り継いで行くか、車をチャーシューする必要があります。車だと1時間程度です。
※入場料:30元
8 瑠璃河遺跡、西周燕都遺跡博物館 琉璃河遗址 (Liúlíhé Yízhǐ)、西周燕都遗址博物馆 (Xīzhōu Yāndū Yízhǐ Bówùguǎn)
瑠璃河遺跡は、紀元前1045年の西周時代~春秋、戦国時代の諸侯国である燕国の初期の首都遺跡です。明清朝時代よりかなり前の遺跡になりますね。城柵宮殿区と貴族墓葬区などに分かれており、中部に土城があります。さらに、城壁内には内堀や、宮殿エリア、祭祀エリア、手工業エリア、生活エリアなどが遺跡として残されています。北京から南西にあるこちらの遺跡は、北京からは遠いのでチャーター車やツアーがおすすめです。
※入場料:無料
9 潭柘寺 潭柘寺 (Tánzhè Sì)
潭柘寺は、西晋の307年に創建されたといわれている仏教寺院です。清朝時代には皇帝が何度も参拝したと伝えられており、皇族のお寺としても有名になりました。鼓楼、鐘楼、祖師殿、行宮殿、方丈院、文殊殿など多くの建築物が残っている、北京郊外地区最大の寺院古建築群となっています。
※地下鉄:苹果園駅(そこからバスに乗り換え)
※入場料:50元
10 牛街清真寺 牛街清真寺 (Niújiē Qīngzhēnsì)
牛街清真寺は、北京で最古のムスリムのモスクです。中国では無宗教の人も多いですが、ムスリムやキリスト教、仏教を信じる人もいます。建築物としては非常に歴史が古く、996年に建立されたといわれています。建物自体は中国の伝統的な建築様式となっていますが、内装はムスリムの礼拝堂となっています。
※地下鉄:牛街駅
※入場料:無料
11 京杭運河 京杭大运河 (Jīng Háng Dà Yùnhé)
北京から杭州までを結んだ大運河が中国にあるのをご存知でしょうか。紀元前に開削がはじまり7世紀ごろ整備がされたといわれている、世界でもっとも古い古代運河の1つでも。この大運河の最北端にあったのが今の北京です。現在は、什刹海、万寧橋、永通橋などからその運河の面影を見ることができます。またこれらの橋も元代に建てられたものもあり、歴史的な価値の高い観光スポットです。
※地下鉄:什刹海は北海北駅、万寧橋は鼓楼大街駅、永通橋は八里橋駅
※入場料:無料
12 盧溝橋 卢沟桥 (Lúgōuqiáo)
盧溝橋といえば、日本では盧溝橋事件を思い浮かべる人も多いと思います。実はこの盧溝橋、金朝時代1192年に建築された橋で歴史が古く、古代石造アーチの橋として有名です。北京市郊外にありますが地下鉄で行くことができます。全長226.5m、幅9.3mで、何といってもその特徴は美しい丸いアーチ型の橋脚と石彫にあります。500基以上の獅子の彫像が並んでおり、そちらも圧巻です。
※地下鉄:郭公荘駅(郭公庄站)からバスに乗り換え
※入場料:無料

13 天寧寺、天寧寺塔 天宁寺 (Tiānníng Sì)、天宁寺塔 (Tiānníng Sì Tǎ)
天寧寺は、歴史が古く北魏朝時代に建立されたお寺です。その後明清朝時代に再建されました。特に有名なのが系内にある天寧寺塔で、塔としては北京でもっとも古い現存する建築物です。八角形で十三層のタワーのような塔は、周囲には扉があり、菩薩、雲龍、金剛力士などの像が彫られています。細かい部分まで見るとよりそのすごさが分かりますね。
※地下鉄:木樨地駅
※入場料:無料
14 鼓楼鐘楼 鼓楼钟楼 (Gǔlóu Zhōnglóu)
北京鼓楼、鐘楼は元、明、清三代にわたり北京のまちに時を知らせる時計台のような役割がありました。時計台といっても、見ためは大きな城門のようになっており、鼓楼はまっ赤な2階建て高さは46.7mという大きさです。歴史のある大きな鼓楼と鐘楼では、時間を太鼓で人々に知らせたと言われています。北京のまちに残る歴史建築の一部として、すばらしい景観を残しています。
※地下鉄:什刹海駅
※入場料:鼓楼20元、鐘楼15元
15 妙応寺(白塔寺) 妙应寺 (Miàoyìng Sì) 白塔寺 (Báitǎ Sì)
妙応寺は、歴史的な元代のチベット仏塔です。別名白塔寺ともいわれています。約1万以上㎡の敷地には、山門、鐘鼓楼、天王殿、大覚宝殿、七仏宝殿、塔院が並んでいます。
※地下鉄:阜成門駅
※20元
16 国子監博物館 国子监博物馆 (Guózǐjiān Bówùguǎn)
国子監は元~清朝時代の最高教育機関です。この博物館は孔子廟の中にあり、国子監の遺跡も見ることができます。また、収蔵品1800点以上あり、石刻、青銅器、食器、磁器や、当時の服装が展示されています。
地下鉄:雍和宮駅
入場料:30元
17 明の十三陵 十三陵 (Shísānlíng)
明の十三陵は、明の13人の皇帝の陵墓地です。明の永楽皇帝が北京に都を定めた後、1409年からその陵墓地の選定をしはじめたといわれています。230年にわたり皇帝や皇后などの皇族がここにお墓を作ってきました。陵区は三方を山に囲まれた広大な地域で、帝王の陵墓が散在しており、陵墓建築群として大きな保護施設となっています。お墓といっても、陵墓までに彫刻の並ぶ長い道を歩きようやく到着するような大きさです。その規模に驚かされますね。
※地下鉄:積水潭駅からバスに乗り換え
※入場料:40元(定陵)、20元(長陵)
18 雍和宮 雍和宫 (Yōnghé gōng)
雍和宮は、もともと清朝1694年康熙帝が邸宅を構えるために建築されましたが、1744年乾隆帝がチベット族やモンゴル族に対する懐柔策として、雍和宮を正式にチベット仏教寺院とし、政府が全国のチベット仏教事務を管掌する中心的な場所となりました。敷地には1000あまりの堂宇が残されています。
※地下鉄:雍和宮駅(雍和宫站)
※入場料:25元
19 孔子廟、孔廟 孔庙和国子监博物馆 (Kǒngmiào hé Guózǐjiān Bówùguǎn)
孔子廟は、文廟、夫子廟、大成殿などさまざまな名前がありますが、文廟というと中国では孔子の廟ということで知られているそうです。実は、孔子廟は中国のいろいろな場所にあり、日本の長崎や、台湾、マレーシアにもあります。
地下鉄:雍和宮駅
入場料:30元
20 恭王府 恭王府 (Gōngwángfǔ)
「王府」とは封建社会で最も格式の高い皇族の邸宅のことで、この恭王府は特に有名で恭親王の邸宅として建築されたものです。王府の建築規模、様式、配置はすべて厳格に封建礼式に基づいており、皇族専用に造られた朱門の赤いまど、一般の庶民の住宅ではみることができません。恭王府は世界最大の四合院であり、中国でいちばんきれいに保存されている王府建築群でもあります。
※地下鉄:北海北駅(北海北站)
※入場料:40元
21 京西古道 京西古道 (Jīngxī Gǔdào)
北京周辺には、さまざま古道の跡が残されています。古道というのは、日本の古い街道のようなもので、宿場町と同じように、古道で栄えた街跡が残されています。例えば、京西古道は、北京の西にある山から、金や石炭、石材を中心地までは運ぶ道路でした。馬やラクダが行き来していたといわれています。それだけでなく、軍用道としても用いられていたそうです。水峪嘴周辺には、古道博物館や古道景観区があり、観光地として整備されています。その他にも北京周辺には、芦潭古道や王平古道などさまざまな古道跡が残されています。行くには、地下鉄とバスを乗り継いで1時間半程度かかるようです。
22 毛主席紀念堂 毛主席纪念堂 (Máo Zhǔxí Jìniàntáng)
毛主席記念堂は正陽門から北に位置し、天安門広場の一部のような形でそびえたっています。建国の指導者毛沢東を記念するために建てられたものです。毛主席記念堂は1977年に対外に向けて開放されました。建築物としても価値があり、44本の福建黄色花崗岩で建造された明柱や、柱間に佛山石湾花飾陶板、全体青島花崗岩貼り面が取り付けられています。見学には予約が必要ですが、毛沢東の遺体が安置されていることでも知られています。
※地下鉄:前門駅(前门站)
※入場料:無料

23 中国人民改革軍事博物館 中国人民革命军事博物馆 (Zhōngguó Rénmín Gémìng Jūnshì Bówùguǎn)
中国人民革命軍事博物館、中国唯一の国家級の大型総合的軍事博物館です。この博物館は、天安門広場から西側にあり、収蔵文物は主に中国人民解放軍軍事史、中国古近代軍事史と世界軍事史を反映しているもので、武器、軍服、証印と軍事題材芸術品などとなっています。また、大砲や銃器、弾薬だけでなく、磁器、器具、服装、旗、文献なども展示されています。収蔵品数は21万点にのぼり、中国最大級の軍事博物館となっています。
※地下鉄:軍事博物館駅(军事博物馆站)
※入場料:無料(要予約)
24 中国国家博物館 中国国家博物馆 (Zhōngguó Guójiā Bówùguǎn)
中国国家博物館は、文化と観光の直属事業機関として、北京市中心の天安門広場の東側にあり、人民大会堂と東西に向かい合って建てられています。国家を代表する中華文化の物証を収蔵、研究、展示する最高の歴史文化芸術の博物館です。143万点余りの収蔵品があり、青銅器、貨幣、仏像、古代文物、近現代文物など多くのジャンルをみることができます。
※地下鉄:天安門東駅(天安门东站)
※入場料:無料(要予約)

25 潘家園旧貨市場(潘家園古玩市場)
潘家園旧貨市場は、中国で最大級の中古品市場です。中古品といっても、日本のリサイクルショップのようなイメージではなく、アンティークショップが並んでいます。種類も豊富で、古書、書画、家具、工芸品、骨董品などを購入することができます。自分の好みの逸品を見つけるのもよいですね。
※地下鉄:潘家園駅
※入場料:無料
26 首都博物館 首都博物馆 (Shǒudū Bówùguǎn)
首都博物館は、1981年にオープンした中国の歴史を学ぶことができる博物館です。館内には、青銅器、陶磁器、仏像、刺繍、絵画など12万点以上の展示品が並んでいます。博物館で実施される特別展も人気があり、北京の大都会で、本物の歴史遺産をみることができます。
※地下鉄:木樨地駅(木樨地站)
※入場料:無料(要予約)
27 徳勝門箭楼 德胜门箭楼 (Déshèngmén Jiànlóu)
徳勝門は、明朝時代に建てられた城門です。箭楼は、その城門の上に建てられた櫓のことです。外からは、歴史遺産として景観を楽しむことができます。実は、現在は北京市古代銭幣展覧館となっており、古銭の歴史や文化を学ぶことができるようになっています。古銭という観点から、中国の歴史を紐解くのも面白いかもしれませんね。
※地下鉄:積水潭駅
※入場料:地下鉄(博物館)
28 老舎記念館 老舍纪念馆 (Lǎo Shě Jìniànguǎn)
老舎記念館は、文革を生きた老舎(1899-1966)が晩年を過ごした家屋で、北京の胡同にあります。老舎は、北京出身の小説家、劇作家です。代表作に『駱駝祥子』があり、北京の生活習慣を描き、北京の人々の心を描いているのが彼の最大の特徴です。中国の伝統的な建築様式である四合院の家屋が保存されており、書斎や家族と過ごした部屋が当時のままに展示されています。静かな空間で、老舎の創作活動や日常生活に触れることができます。
※地下鉄:東四駅
※入場料:無料
29 北京魯迅博物館 北京鲁迅博物馆 (Běijīng Lǔxùn Bówùguǎn)
北京魯迅博物館は、中国の文豪、魯迅(1881-1936)の生涯と功績を紹介する博物館です。魯迅は、当時の中国を代表する小説家、翻訳家、思想家です。北京や上海に住んでいたことがあり、日本にも留学経験があります、そのせいか日本でも有名ですね。この博物館は、魯迅が北京で暮らしていた住居が保存されており、彼が使っていた書斎や家具などを見学できます。展示されている数々の手稿や資料を通して、魯迅の文学と思想の深さを感じ取ることができます。
※地下鉄:阜成門駅(阜成门站)
※入場料:無料(要予約)
30 郭沫若故居 郭沫若故居 (Guō Mòruò Gùjū)
郭沫若故居は、歴史家であり文学者、考古学者でもある郭沫若が晩年を過ごした邸宅です。伝統的な中国建築と洋風の要素が融合した美しい建物で、庭園には樹齢150年を超えるライラックの木が植えられています。彼の功績を示す数々の資料や、書斎、寝室などが当時の様子をそのままに展示されています。
※地下鉄:北海北駅
※入場料:5元
31 北京燕京八絶博物館 北京燕京八绝博物馆 (Běijīng Yānjīng Bājué Bówùguǎn)
北京燕京八絶博物館は、北京の「京西古道」という歴史遺跡古道の「模式口大街」にあります。北京の伝統工芸である燕京八絶を学ぶことができる博物館です。清朝時代にとくに盛んに造られた玉彫、象牙彫、景泰藍、金漆象嵌、刺繍、宮廷絨毯、漆器、花糸象嵌の8つを指す燕京八絶について、精緻な作品が展示されています。その卓越した技術と芸術性に驚かされることでしょう。
※地下鉄:模式口東里駅
※入場料:50元
32 中国現代文学館 中国现代文学馆 (Zhōngguó Xiàndài Wénxuéguǎn)
中国現代文学館は、中国の現代文学に特化した博物館です。魯迅、郭沫若、巴金など中国の現代文学を代表する作家たちの歴史やちなんだ品々をみて学ぶことができます。中国文学の発展もたどることができ、多くの著名な作家たちの手稿、書簡、初版本などが収蔵されています。文学が詳しくない人でも、中国の現代文学はきれいな中国語の音や、表現などを楽しむことがでる貴重な場所だと思います。
※地下鉄:芍薬居駅
※入場料:無料
33 北京古観象台 北京古观象台 (Běijīng Gǔguānxiàngtái)
北京古観象台は、1442年に建てられた明清朝時代の天文台です。天文台の上には、精巧な天体観測機械が置かれています。これらの観測機械は当時のヨーロッパの技術と中国の伝統技術が融合しており、現存する世界で最も古い天文台の一つでもあります。中国の天文学の歴史は古く、紀元前にさかのぼります。北京での天文学は、天文台をもとに、宣教師の監督下のもと中国の天文学と西洋の技術が融合しているところがみどころです。
※地下鉄:建国門駅(建国门站)
※入場料:20元
【4】 きれいな景色や散策スポット
34 円明園 圆明园 (Yuánmíngyuán)
清朝最盛期に皇帝の離宮として建設が始まりました。その後、増築が行われ、フランスのヴェルサイユ宮殿を模したバロック様式の庭園も造られました。特に「大水法」と呼ばれる巨大な噴水の跡は、円明園の象徴的な光景となっています。庭園といっても、その広さは東京ドーム70個分以上もあり、四季折々の姿を見せてくれます。円明園は、北京で西洋の様式を取り入れ造られた庭園であるところが特徴的で、古代のローマ遺跡のような石柱などをみることができます。
※地下鉄:円明園駅(圆明园站)
※入場料:10元

35 景山公園 景山公园 (Jǐngshān Gōngyuán)
景山はもともと元朝時代に紫禁城を建設する際の掘り出した土砂を積み上げて造られた人工の山です。明・清代には皇室の庭園となり、皇帝が景色を眺め、祭祀を行う場所でした。頂上にある万春亭からの景色はすばらしいです。この山は、風水において紫禁城を守る役割を担っているとされています。中華民国時代に公園化されました。
※地下鉄:什刹海駅(什刹海站)
※入場料:2元
36 北海公園 北海公园 (Běihǎi Gōngyuán)
北海公園は、1000年以上の歴史を持つ古代の皇室庭園です。遼朝時代から各王朝により改修が繰り返されてきました。特に元朝の時代には、元の都である大都の象徴的な庭園だったそうです。有名な建築物も多く、白塔は湖に浮かぶ瓊華島の頂上にあるチベット仏教様式の塔です。九龍壁は、龍の彫刻がほどこされた壁です。とても美しく、立体的な龍の彫刻がすばらしいです。ボートで湖を探索もできます。
※地下鉄:北海北駅(北海北站)
※入場料:10元(繁忙期)、5元

37 古北水鎮 古北水镇 (Gǔběi Shuǐzhèn)
古北水鎮は、古い村落を人工的に改修した水郷の町です。水鎮とは、水郷を意味しており、司馬台長城や長城の重要な出入り口である古北口の近くにあるため、観光地として栄えています。運河を巡る遊覧船にのり、町をみてまわることができます。北京の伝統的な建築様式と江南地方の水郷の雰囲気を味わうことができます。
※地下鉄:古北口駅からバスに乗り換え
※入場料:140元
38 朝陽公園 朝阳公园 (Cháoyáng Gōngyuán)
朝陽公園は、1984年に公園として開園し、北京市民の憩いの場となっている公園です。北京の朝陽区にあり、公園には、湖、観覧車やアトラクションのある遊園地、可愛い不思議の国のアリスのモニュメント、芝生の広場などがあり、楽しめます。2008年の北京オリンピックのときには、ビーチバレーの競技場として利用されました。
※地下鉄:朝陽公園駅(朝阳公园站)
※入場料:無料
39 地壇公園 地坛公园 (Dìtán Gōngyuán)
地壇公園は、雍和宮のすぐ北に位置し、明清朝時代に皇帝が「地」を祭る儀式を行った場所といわれています。天安門広場の天壇公園が「天」を祭る場所であるのに対し、地壇公園は「地」を祭る場所として対になっていました。祭壇の方沢壇や、豊作を祈願したといわれる祈穀壇などの遺跡が残されています。
※地下鉄:安定門駅(安定门站)
※入場料:2元
40 什刹海 什刹海 (Shíchàhǎi)
什刹海は、北京の中心部にある前海、後海、西海の3つの湖のことです。元朝の時代には、大運河の要衝としても使われていました。恭王府のすぐ近くにあり、明清朝時代には、多くの貴族や官僚がここに邸宅を構え、北京の裕福な人々の居住地として発展しました。現在も、古い胡同や四合院が残り、昔ながらの北京の雰囲気を色濃く残している地区でもあります。
※地下鉄:什刹海駅(什刹海站)
※入場料:無料
41 北京オリンピック公園、オリンピックタワー 奥林匹克公园 (Àolínpǐkè Gōngyuán)
北京オリンピック公園は、2008年の北京オリンピックのために建設された施設です。メインスタジアムである国家体育場(鳥の巣)や、国家水泳センター(ウォーターキューブ)などがあります。オリンピックタワーは、2014年に完成した新しいランドマークです。高さは258mで、北京で2番目に高い展望タワーです。デザインが特徴的で、夜になるとライトアップされてきれいです。
※地下鉄:オリンピック公園駅(奥林匹克公园站)
※入場料:公園は無料(一部施設は有料)

42 中国尊 中国尊 (Zhōngguó Zūn)
中国尊はチャイナズンといわれている、高さ528mの北京で最も高い超高層ビルです。古代中国の青銅器「尊」に似た形をしていることから、この名が付けられたそうです。2018年に開業し、北京の新しいシンボルとして、観光客を集めています。
※地下鉄:国貿駅
43 大観園 北京大观园 (Běijīng Dàguānyuán)
北京の大観園は、中国の古典小説『紅楼夢』に描かれた「大観園」をモデルに再現された庭園です。1987年のテレビドラマ版『紅楼夢』の撮影セットとして建設され、撮影終了後に一般公開されました。この庭園には、物語に登場する主要な建物が忠実に再現されています。
※地下鉄:陶然亭駅(陶然亭站)
※入場料:40元
44 雁栖湖景観区 雁栖湖景区 (Yànqīhú Jǐngqū)
雁栖湖は、北京中心から東北に位置する湖で、古くから野生の雁をみることができることから、この名前が付けられたといわれています。APEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議が開催された国際会議センターをみることができ、遊覧船を楽しむことができます。近くには、民族博物館もあります。
※地下鉄:雁栖湖駅
※入場料:50元
45 野鴨湖国家湿地公園 野鸭湖国家湿地公园 (Yěyāhú Guójiā Shīdì Gōngyuán)
北京野鴨湖国家湿地公園は、北京の中心地から西北に位置する延慶区にあります。北京市内で唯一の湿地鳥類自然保護区です。近くには、万里の長城である八達嶺長城もあります。湿地には、様々な生態系が保護されており、特に渡り鳥のバードウォッチングをしに来る人もいます。また、湿地博物館もあり野鴨湖湿地について学ぶこともできます。
※地下鉄:八達嶺駅、延慶駅からバスに乗り換え
※入場料:50元
46 龍慶峡 龙庆峡 (Lóngqìngxiá)
北京市内から万里の長城である八達嶺長城を通り、延慶村をこえた山あいに古城河があります。龍慶峡は、古代の地殻変動によって形成された峡谷で、とても迫力があり、かつ壮大な景色を楽しむことができます。こちらは、湖上クルーズがおすすめです。冬には、氷灯氷雪カーニバルが開催されカラフルにライトアップされます。行き方は、チャーター車やタクシー、バスなどがよいですが、地下鉄からバスに乗り換えも可能です。
※入場料:40元
【5】 有名建築の観光スポット
47 中央広播電視塔 中央广播电视塔 (Zhōngyāng Guǎngbō Diànshì Tǎ)
中央広播電視塔は、高さ405メートルの巨大な電波塔です。中国でテレビをつけて番組をみていると、CMなどによく登場するビルで、中国ではとても有名です。夜になると、色鮮やかなライトで照らされ、地上238メートルの回転式展望台は、北京の街並みを360度一望できる絶景スポットです。展望台と同じ高さにある回転レストランも有名で、夜景を見ながら食事ができます。
※地下鉄:公主墳駅
※入場料:90元
48 人民大会堂 人民大会堂 (Rénmín Dàhuìtáng)
人民大会堂は、北京の天安門広場の西側にある中国の国会議事堂です。テレビでみる全国人民代表大会の会場もこちらにあります。正面には12本の巨大な大理石の柱が並び、圧巻の建築物です。メインホールの「万人大会堂」には、約1万人が収容できる広大な空間があるそうです。
※地下鉄:天安門西駅、天安門東駅
※入場料:30元
49 国家大劇院 国家大剧院 (Guójiā Dàjùyuàn)
国家大劇院は、天安門広場の西側に位置する劇場です。建築物としてユニークな形をしており、ドーム状の丸いガラスで覆われています。フランス人建築家ポール・アンドリューによって設計されたこのドームは、人工の湖に囲まれており、水面に反射する姿がとても幻想的です。この会場では、コンサート、劇、オペラなどが楽しめます。
※地下鉄:天安門西駅
※入場料:40元

50 朝陽劇場 朝阳剧场 (Cháoyáng Jùchǎng)
朝陽劇場は、中国雑技団のショーをみることができる劇場で有名です。座席とステージが近く、雑技団の技を間近でみることができます。中国雑技を見に行きたい場合は、おすすめです。
※地下鉄:呼家楼駅
※入場料:雑技団のショーを見る場合は100~300元の席
51 天主教王府井教堂 天主教王府井教堂 (Tiānzhǔjiào Wángfǔjǐng Jiàotáng)
天主教王府井教堂は、北京でにぎやかな王府井にあるキリスト教会です。建築としてとても歴史があり、1655年に建造された後、何度か再建されました。ゴシック様式の美しい教会で、ステンドグラスもあります。特にクリスマスでのライトアップはとてもきれいです。
※地下鉄:王府井駅(王府井站)
※入場料:無料
52 銀河SOHO 银河SOHO (Yínhé SOHO)
銀河SOHOは、未来的なデザインをした複合施設です。世界的に有名なイラク出身の建築家ザハ・ハディッドによって設計されました。とてもユニークな形をしており、曲線を用いて4つのドームが連結しています。外観もフォトスポットとして面白いですが、中はショッピングモールやオフィス、レストランが入っており、見るだけなく、中で買い物も楽しめます。
※地下鉄:朝陽門駅(朝阳门站)
※入場料:無料

【6】 遊び・買い物・グルメスポット
53 北京歓楽谷(ハッピー・バレー) 北京欢乐谷 (Běijīng Huānlègǔ)
北京歓楽谷(ハッピー・バレー)は、北京最大級のテーマパークです。絶叫系のアトラクションもあれば、ダンスのショーをみることもできます。1日遊べるテーマパークです。また、1年の間で様々なイベントが開催され、パレードなども楽しむことができます。
※地下鉄:歓楽谷景区駅(欢乐谷景区站)
※入場料:299元
54 ユニバーサルスタジオ北京 北京环球影城 (Běijīng Huánqiú Yǐngchéng)
こちらは、ユニバーサル・スタジオのテーマパークです。日本にもUSJがありますね、その中国版です。2021年にオープンしました。ユニバは世界に6つしかなく、北京ではホテルなどと一体となった、世界最大級のリゾート融合施設となっています。人気のハリー・ポッター、ミニオンズなどもあれば、中国ならではの「カンフーパンダ」のエリアもあり、人気です。
※地下鉄:環球度假区駅(环球度假区站)
※入場料:400元〜800元
55 北京世界公園
北京世界公園は、世界の有名な建築や遺跡のミニチュアをみることができるテーマパークです。エッフェル塔や自由の女神、ピラミッドなど、20以上の建築が、10分の1のサイズで再現されて建設されており、また公園内には湖もあり散歩するにもとてもきれいです。日本の五重塔もあります。子どもと一緒にいくと楽しいかもしれませんね。
※地下鉄:郭公庄駅
※入場料:100元
56 世貿天階 世贸天阶 (Shìmào Tiānjiē)
世貿天階は、北京の中心部にあるショッピングモールです。その最大の特徴は、長さ250mにもなる大きなスクリーン「天幕」です。天井にあるそのスクリーンに映像グラフィックが映し出され、まるで異世界にいるような幻想的な雰囲気のなか買い物ができます。もちろん、レストランやカフェもあり、買い物だけでなく食事も楽しめます。
※地下鉄:国貿駅
※入場料:無料
57 王府井大街 王府井大街 (Wángfǔjǐng Dàjiē)
王府井大街は、天安門広場や故宮からほど近い、北京の中心部にある繁華街です。北京といえば王府井大街でお買い物というように、とても有名なショッピングストリートです。多くの店が立ち並び、ショッピングビルもあります。王府井周辺にもたくさんのお店があり、買い物を楽しめます。このエリアは、皇帝の邸宅の王府のあった場所で、胡同も多く、新しいというよりは古きよき歴史のあるエリアで中国の文化を感じながら買い物ができる場所です。
※地下鉄:王府井駅(王府井站)
※入場料:無料
58 前門大街 前门大街 (Qiánmén Dàjiē)
前門大街は、天安門広場の南側にある歴史的な商店街です。実は歴史があるというのは、清朝時代からすでにこの場所は繁栄しており、当時の面影を色濃く残しています。レトロな街並みと、古い建築様式の建物がならび、その中に色々なお店が入っています。前門大街には路面電車も走っており、街を歩いているだけでその雰囲気にワクワクしていきます。
※地下鉄:前門駅(前门站)
※入場料:無料

59 簋街 簋街 (Guǐjiē)
簋街は、北京で最も有名なグルメストリートです。全長1.5㎞の道に100軒以上の食事ができるお店が並び、活気にあふれています。夜にはさらに人が増え、深夜までやっているお店もあるので、友達と食べに行くのもよいですね。例えば、マーラー小龍蝦や、北京料理など北京で食べたいものを探してお店を選ぶとよいです。
※地下鉄:北新橋駅(北新桥站)、東直門駅(东直门站)
※入場料:無料
60 南鑼鼓巷 南锣鼓巷 (Nánluógǔxiàng)
南鑼鼓巷は、胡同の中で最も有名な通りの一つです。歴史的な四合院の建物が並び、そこにおしゃれなカフェや雑貨店、レストランがはいっています。ショップでは、アクセサリーや手作りの工芸品、中国雑貨を買うことができます。買い物をするのもよいですが、ストリート全体が歴史的な場所ですので、文化的な価値もあり雰囲気もよいです。
※地下鉄:南鑼鼓巷駅(南锣鼓巷站)
※入場料:無料
61 秀水街 秀水街 (Xiùshuǐjiē)
秀水街はシルクストリートといわれており、大きなショッピングビルです。もともとは路面店でしたが、現代ではビルに多くのお店が入っています。シルク製品を取り扱うお店が多いですが、それだけでなく、アクセサリーやお土産なども購入することができます。このようなマーケットでは、ディスカウントを楽しむ姿勢が大切です。恥ずかしからず、思い切って店員さんとおしゃべりしながら買い物を楽しんでほしいですね。
※地下鉄:永安里駅(永安里站)
※入場料:無料
62 三里屯太古里 三里屯太古里 (Sānlǐtún Tàigǔlǐ)
三里屯太古里は、北京で人気のあるショッピングエリアです。現代的なデザインの建物がいくつもあり、特に若者に人気のあるブランドなどが入っています。おしゃれなレストランもあり、食事もできます。
※地下鉄:団結湖駅(团结湖站)
※入場料:無料
63 藍色港湾 蓝色港湾 (Lánsè Gǎngwān)
藍色港湾は、SOLANAともいわれているショッピングモールです。SOLANAの特徴は、カラフルなヨーロッパの街並みをイメージして造られたオープンな建物と、きれいに整備されたストリートで、ブランドショップの買い物ができるところです。すぐ横に朝陽公園もあるため、湖も楽しむことができます。
※地下鉄:枣営駅
※入場料:無料
【7】 動物・科学など専門スポット
64 北京自然博物館 北京自然博物馆 (Běijīng Zìrán Bówùguǎn)
北京自然博物館は、恐竜の化石や、動物のはく製、植物、昆虫、地球の誕生や進化など、自然科学のあらゆる分野を学ぶことができる博物館です。1951年の開業以来、多くの人に親しまれてきました。とてもひろい博物館です、場所は天壇公園のすぐ近くです。
※地下鉄:天橋駅
※入場料:無料(事前予約)
65 北京動物園、北京海洋館 北京动物园 (Běijīng Dòngwùyuán)、北京海洋馆 (Běijīng Hǎiyángguǎn)
北京動物園は、1906年に開業した中国最大級の動物園で、とても歴史があります。清朝時代には「万牲園」という名前でした。ジャイアントパンダのエリアは人気ですが、他にも中国の固有種であるゴールデンモンキーなども見ることができます。この動物園は、清朝時代の皇帝庭園の跡地を利用して造られているため、風情ある門、湖など自然と文化が融合した動物園として、楽しめます。また、園内には北京海洋館があり、こちらもまたアジア最大級の水族館です。イルカやアシカのショーを楽しめるほか、海洋トンネルもあり幻想的です。
※地下鉄:動物園駅(动物园站)
※入場料:動物園15元(パンダ館含む)、海洋館175元

66 北京国立植物園 北京国家植物园 (Běijīng Guójiā Zhíwùyuán)
北京国立植物園は、中国北方の植物を中心に、世界中の植物が展示されています。中国科学院植物研究所と北京市植物園がいっしょになっており、温室完備された部屋もあります。植物が好きな人にはおすすめです。また、同じ敷地内には、清朝時代の小説家である曹雪芹が晩年を過ごしたという邸宅が残っており、記念館として公開されています。
※地下鉄:植物園駅
※入場料:5元(入場)、50元(温室)
67 北京野生動物園 北京野生动物园 (Běijīng Yěshēng Dòngwùyuán)
北京野生動物園は、北京の南郊外にある、サファリパークです。北京にはもう一つ「北京動物園」がありますが、こちらはより自然に近い動物たちをみることができます。園内では、サファリ体験や動物と直接触れあえるエリアもあります。パンダもみることができます。
※地下鉄:天宮院駅からバスに乗り換え
※入場料:40元
68 中国科学技術館 中国科学技术馆 (Zhōngguó Kēxué Jìshù Guǎn)
中国科学技術館は、北京オリンピック公園のすぐ近くにあります。中国最大級の科学博物館で、特徴は体験しながら科学技術を学ぶことができるところです。また、劇場では、宇宙や自然の映画が上映されていたり、キッズエリアがあったりと、子どもたちも楽しみながら学ぶことができます。
※地下鉄:大屯路東駅(大屯路东站)
※入場料: 30元
69 中国航空博物館 中国航空博物馆 (Zhōngguó Hángkōng Bówùguǎn)
中国航空博物館は、アジア最大級の航空専門の博物館で、中国の軍用機、ソ連製の戦闘機、中国の国産機、世界の航空機など、様々な飛行機が展示されています。それだけでなく、中国の航空の歴史を学ぶこともできるエリアがあります。飛行機が好きな人にはたまらない博物館ですね。
※地下鉄:天通苑北駅からバスに乗り換え
※入場料:無料
70 中国鉄道博物館 中国铁道博物馆 (Zhōngguó Tiědào Bówùguǎn)
中国鉄道博物館は、2002年にオープンしました。この博物館は、中国の鉄道についてその歴史や発展を学ぶことのできる貴重な施設です。建物は、旧京奉鉄道正陽門東駅の跡から再建されたもので、この博物館の正門自体が当時の中国の駅舎を感じることのできる重要なものです。1959年の北京駅の開通により、京奉鉄道正陽門東駅は閉鎖されることになりました。この博物館では、蒸気機関車、貨物車なども展示されており、鉄道好きには面白いと思います。
※地下鉄:東直門駅
※入場料:20元
【8】 芸術・アートスポット
71 北京798芸術区 北京798艺术区 (Běijīng 798 Yìshùqū)
798芸術区は、古い工場跡地を再利用したアートに特化したエリアです。ギャラリー、アトリエ、カフェ、ショップがあります。芸術として、絵画、彫刻、現代アートなどをみることができます。古い建築物なので、雰囲気も抜群に良いです。
※地下鉄:望京南駅(望京南站)、東風北橋駅(东风北桥站)
※入場料:無料(一部ギャラリーは有料)
72 今日美術館 今日美术馆 (Jīnrì Měishùguǎn)
今日美術館は、中国の現代のアート作品を楽しむことができる美術館です。現代アートといっても、絵画や彫刻など様々な作品が並んでいます。入口にあるモニュメントもかわいらしいのでフォトスポットとなっています。また、ワークショップを実施されており、アートに興味のある人には特におすすめです。
※地下鉄:双井駅(双井站)
※入場料:20元
73 琉璃廠 琉璃厂 (Liúlíchǎng)
琉璃廠は、琉璃廠大街にある骨董品や書道などのお店が集まったストリートです。書画のアートとしての価値を間近で目にすることができます。歴史は古く、清朝時代からあるそうです。このストリートは、古い建物が並び、歩いているだけで北京の歴史や伝統文化を感じることができます。お店に入って、様々な作品をながめるのもよいですね。
※地下鉄:和平門駅
※入場料:無料
【9】 ローカル路地の胡同スポット
北京には、胡同という様々なエリアに存在する古い路地があります。中国の伝統建築である四合院が並び、しかもそこでいまでも人々が生活しているエリアもあり、北京の人々の暮らしを知ることができます。北京は大都会です、大きなショッピングビルも多くありますが、その近くにこのような歴史路地の胡同があることもあり、入ると世界が変わったかのような歴史文化のおもむきを感じることができます。四合院というのは、外からは見えないようになっている中庭のある建築様式です。中庭を囲むように四方に部屋がちりばめられており、いまでも利用されています。北京の古くからの暮らしを味わえる胡同は、前門地区、南鑼鼓巷、東交民巷、西交民巷、煙袋斜街、國子監街などが有名です。

74 東交民巷 东交民巷 (Dōngjiāomínxiàng)
海外の領事館や大使館などがあった場所で、西洋と中国の伝統建築の東洋文化が混在している面白い胡同エリアです。
※地下鉄:前門駅、崇文門駅
※入場料:無料
75 西交民巷 西交民巷 (Xījiāomínxiàng)
天安門広場をはさんで、東交民巷の反対側にあるのが、この西交民巷という通りです。歴史のある銀行街で、中国の街並みの中に、西洋風の建物が並んでいます。西交民巷には、清の時代の銀行である「大清戸部銀行」の旧跡もあります。
※地下鉄:前門駅
※入場料:無料
76 煙袋斜街 烟袋斜街 (Yāndài Xiéjiē)
什刹海の近くにある胡同で、北京で歴史のある商店街のような場所です。レトロな街並みの中には、現在は雑貨やお土産屋さんが並んでいます。昔からタバコ屋が多かったことでも有名で、路地の形やその歴史からこのような名前が付いたと言われています。
※地下鉄:什刹海駅、南鑼鼓巷駅
※入場料:無料
77 國子監街 国子监街 (Guózǐjiàn Jiē)
國子監とは、元から清朝時代の教育機関である国の学校のことで、当時は、日本からも留学生を受け入れていたそうです。この胡同は、北京でも当時のまま街並みが保存されているといわれているエリアです。
※地下鉄:雍和宮駅、安定門駅
※入場料:無料
【10】 まとめ
さて、これまでたくさんの北京の観光地をご紹介してきました。実は、まだまだある北京の観光地。実際に自分の足で歩き、フォトスポットやお気に入りの場所を探すのもよいですね。また、今回は紹介していませんが、北京には大学もたくさんあり、特に名門の北京大学の西門は宮廷門の造りとなっておりとても有名です。ぜひ行く前に、自分の興味に合わせて計画的に旅程を建ててみましょう!
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