中国語入門者向け教材ベスト8

今回は、中国語入門者向け教材の紹介をしていきます。中国語を勉強したい!でも、何からしてよいのか分からないという人にも、中国語を独学で勉強したいという人にもおすすめの教材がありますので、ぜひ参考にしてください!

もくじ
1、中国語を勉強しよう!
2、教材を使った勉強法について
3、中国語入門者向け教材ベスト8
(1)「新ゼロからスタート中国語 文法編」
(2)「決定版 必ず話せる中国語入門」
(3)「超初級から話せる 中国語声出しレッスン」
(4)「キクタン 中国語入門編 中検4級レベル」
(5)「はじめよう 中国語音読 初級編」
(6)「本気で学ぶ 中国語」
(7)「1日1課 はじめての中国語」
(8)「ゼロから1人で中国語」
4、教材の選び方について

1、中国語を勉強しよう!

経済のつながりが大きい中国
例えば、某有名なファッション企業のタグをみて、「made in China」と書いてあることはありませんか。某有名なアニメキャラクターの人形をみて、あれこれも「made in China」だな、と中国で作られているものが多いことに気がつきます。中国はGDPが下がりつつあるにせよ、日本との経済的なつながりはとても大きな国です。自分の会社の工場が中国にあって、出張で中国に行ったことがあるという人も多いはずです。そんなときに少しでも中国語ができたらよくありませんか?日本で中国製品をみることも増えたと思います。中国のメーカーは今や世界に通用し、ネットショップ、SNSなどのプラットフォームも中国のものがたくさんあります。私たちの生活の中では、中国とのつながりは古来から切っても切れないように思います。

英語以外の中国語の言語習得を
中国は日本と切っても切れない関係にあると言っても過言ではありません。中国語を勉強することで、ビジネスの場でさらに活躍できること間違いなし!です。特に、コロナ前に中国に行ったことのある人には、じっくり中国語を勉強するチャンスです。以前は、英語ができるとすごいね、と言われていましたが、今はハーフの人や帰国子女の人、小さいころから英語の塾に行って英語を話すことができる人など、英語スピーカーは確実に増えていると思います。英語ができて当たり前とまでは言いませんが、就職活動などにおいて、英語以外の言語ができると、やはり優位に立つことができると思います。例えば、求人などをみていると、「中国語、ベトナム語できる人歓迎」という言葉によく出会います。第二言語として、私は中国語をおすすめします。

中国語学習は楽しい!
中国語を学ぶことで、中国についてたくさん知ることができます。歴史、文化、最近のC-popやSNS、中国のゲーム、映画、ドラマ、エンタメもとても面白いですよ!特に、ドラマは一度見始めると止まらなくなるほど中毒性があります。日本では英語は小学校から勉強する教科ですが、また一つ新しい言語と出会う楽しみ、そして新しい文化に出会う楽しみ、さらに中国の雄大な歴史や自然にびっくりすることも!みなさんも、ぜひ中国語を勉強して、自分の視野を広げてみませんか。

2、教材を使った勉強法について

言語を勉強するときには、自分に合った勉強法が一番だと思います。今回は、中国語入門者の方に教材を紹介しますが、教材を使わない勉強法で中国語を習得した人もいます。教材を紹介する前に、少しそれぞれのメリットについてシェアしたいと思います。

教材を使った勉強法のメリット1
教材を使った勉強法で良いのは、単語、文法、中国語の基礎知識、発音記号などがすでにまとめられているということです。実は、私は超実践派の勉強法で中国語を勉強してきました。ほとんど教材は使わずに、まず中国へ行きそこで現地の人たちと話したり、一緒に過ごすことで言葉を習得し、そのうち中国で中国語を使って働きはじめ、そのように中国語と付き合ってきました。しかし、HSKの試験の勉強のためにはじめてちゃんとした教材を購入したときに、文法でも、発音でも知らないことばかりで、目から鱗の状態になったのを覚えています。もっと早くから中国語のいろいろな教材と出会っておけばよかったと思いました。まず一つ目に、教材のいいところは、必要な情報をわかりやすいようにまとめてあるということです。特に入門者の方に必要な中国語の基礎的な知識がまとめられていると、とても便利です。発音の方法、発音記号、四声、ピンイン、文法の基礎などです。

教材を使った勉強法メリット2
他にも、教材を使って中国語を勉強することで、その教材本に従って勉強すれば自然と力が身についていくこともメリットの一つです。毎日1ページ、毎日1課、など自分なりに決めてもよいですし、そのように「1日1課」と設定している教材もあります。1冊の教材を勉強し終え、もう一度その教材を一から勉強しなおしてみてください。その1冊を隅から隅まで完璧にすることで、かなり力となります。さらに、最近の教材はほとんどCDが付いているので、勉強したことを耳からもインプットすることができます。教材で勉強しているとどうしても読み書きが中心となってしまいますが、耳から音で中国語を入れることでリスニングの力も付けることができます。

教材を使わない勉強法もあるけれど
教材以外の勉強というのは、中国語のドラマをみたり、ユーチューブをみたり、中国語ネイティブの人と会話レッスンをしたり、中国語の曲を聞いたり、教材がない実践的で局部的な勉強方法です。局部的というのは悪い意味ではなく、知りたい情報を知ることで、1つのことを深く勉強していけます。自分の好きなように、自由に勉強スタイルも確立でき、自分に合った方法を見つけた人にとってはおすすめできます。しかし、中国語の入門者の場合、ある程度教材で勉強してから、実践的な勉強方法に切り替えていくことでもよいと思います。特に、日本で中国語を勉強している人にとっては、教材も大切です。

3、中国語入門者向け教材ベスト8

(1)新ゼロからスタート中国語(文法編)

★中国語の基礎の説明がある
★発音を詳しく解説している
★文法別の会話文を例に、その中のスキットや単語を覚えることができる
★読みやすくわかりやすいベストセラー

この教材は、シリーズです。文法の他に、単語、会話、文法応用、発音編などがあります。今回ご紹介するのは、「新ゼロからスタート中国語」ですが、もともとは「新」ではなく2005年初版の「ゼロからスタート中国語」という教材でした。2015年に内容をリニューアルし新しく出版されました。Amazon中国語単語・熟語部門で1位の教材で、ロングセラーとなっているものです。入門者にはわかりやすく、簡単すぎないところがよいと思います。

内容ですが、前半部分は発音を、後半部分は文法を項目に分けて紹介されています。文法は会話練習の中に45のスキットが紹介され、会話文としても文法としても学ぶことができます。また、単語もまとめられており、重要な単語を覚えながら進めることができます。もちろん、音声対応ですので、耳からもどんどん中国語をインプットすることができます。発音、ピンイン、四声など中国語の基本的な部分もしっかりと書かれており、基礎を固めるのによい教材だと思います。そして、この教材の良いところは、細かく読んでいくと、基礎教材としては少し難しそうなことも少しだけ掲載されているところです。そのワンポイントに学習意欲を注がれます。

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□Jリサーチ出版
□王丹 著
□1,320円(税込み)

(2)決定版 必ず話せる中国語入門

★発音や中国語の基礎の説明がある
★たくさんの便利なフレーズが紹介されている
★読みやすくわかりやすいベストセラー
★楽しく学習できる

ロングセラーといえば、この「必ず話せる中国語入門」の教材もあります。2004年初版、2016年「決定版」としてCD2枚付きで新たな教材が出版されました。こちらも、入門者には分かりやすく書かれています。著者の相原茂氏は、中国語コミュニケーション能力判定テスト(TECC)を実施している協会の代表の方で、日本の中国語教育分野の第一人者です。NHKの中国語講座の講師としても出演していました。中国語に関する数々の著書を出版している人です。

内容ですが、中国語の発音、中国語の基礎、中国語の基本フレーズ、必ず役立つフレーズ33、トラブル知らずのトラベル会話 の5つで構成されています。「時間の表し方」「家族の呼称」など中国語の基礎に加えて、フレーズもたくさん紹介されていますので、この言い方が知りたかったという会話も出てきます。また、コラムやミニ情報も掲載されており、細かく読んでいけば必ず身になる教材です。絵や図での説明もあり、ジョークを交えた説明もあり、読んでいてとっても楽しく勉強できます。もちろん、CDとの併用で勉強することをおすすめします。

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□主婦の友社 出版
□相原茂 著
□1,760円(税込み)

(3)超初級から話せる 中国語声出しレッスン

★発音の基礎が説明されている
★短いフレーズで1日3文と学習の負担が少ない
★発音やフレーズに特化しているので中国語のイントネーションが身につく
★中国の人とじゃんじゃん話したいという人におすすめ

1日3文を紹介されているステップの通りに発音し、勉強することで、どんどん発音とフレーズをマスターすることができる教材です。どちらかというと、発音と会話に力をいれた教材です。出版が2021年で新しい教材です。ブックの表紙も可愛く、中身も見やすく分かりやすいものとなっています。

内容ですが、中国語の発音の基礎の説明と簡単な動詞や形容詞などの品詞の説明があります。あとは、もうひたすら1日3つの文章をCDに合わせて書かれているステップ通りにインプット、アウトプットしていくだけです。そのステップも「5回繰り返して発音しましょう」のように詳しく書かれています。徹底的に声出しに焦点をあてており、発音の力がつくと思います。全部で360文のフレーズを紹介しているので、1冊勉強するだけで、発音だけでなく自然とフレーズも覚えてしまえます。夜毎日少しずつ勉強したい、コツコツ派の人におすすめです。フレーズの内容は、1日の流れ、仕事、趣味、食事、買い物、コミュニケーションなどに分かれており、もうすぐにでも中国の人とおしゃべりしたいという人におすすめです。

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□アスク 出版
□原田夏季 著
□2,200円

(4)キクタン 中国語入門編 中検4級レベル

★ベストセラーの単語教材
★耳からのインプットに焦点をあてた教材
★ピンインと例文が掲載され単語をどんどん覚えることができる

こちらのベストセラーのシリーズ単語教材です。HSKや中検のレベルに対応していますが、入門編以外に、初中級、中級、上級などもあります。中検の問題が徹底分析されており、中検対策として使うのは当然ですが、入門者の方の単語教材としてもおすすめします。レビューもかなり高評価ばかりですので、1冊あると安心の教材です。

この教材の特徴は、なんといっても耳からインプットをしていく単語教材であることです。ランニングをしながら聞き流してもよいですし、付属の赤いシートを使いながら勉強するのもよいでしょう。目だけでなく耳からも単語をインプットすることで、記憶力もアップします。入門者には必須の単語504語をどんどん覚えていくことができます。
内容は、単語自体は品詞に分けてあり、名詞から紹介されています。見開きの左側に漢字の単語、右側にピンインと例文が掲載されています。この品詞に分かれているというのも意外と大切で、中国語の語順問題や作文に活きてきます。また、例文が付いているのも良いですね。例文の中での使い方を理解でき、またそれをCDで聞くことで文章の中でその単語を耳でも見つけることができます。

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□アルク 出版
□内田慶市 著
□1,980円(税込み)

(5)はじめよう 中国語音読 初級編

★音読することで中国語をマスターする
★発音の基礎が解説されている
★フレーズのかたまりで覚えることができる
★解説もしっかりしている

こちらもシリーズ本です。出版されたのは2019年と新しくレビューの評価も上々です。音読に力をいれた教材ですが、単語、文法、中国語の基礎フレーズも紹介されており、幅広く習得できます。単語帳が目と耳をつかって中国語を覚えるのに対して、こちらは耳と口を使って中国語を覚えるところがポイントですね。実は、口に出して中国語を覚えることはとってもよいメソッドです。つまり、目からどんどん覚えるだけでなく、耳、口、手(書く)を使って覚えるとさらに記憶力もアップします。

内容は、中国語の発音の基礎を詳しく分かりやすく説明してくれています。中盤は、自己紹介、趣味、仕事、生活、食事、ファッションなどそれぞれの場面に応じた項目に分かれており、文章を通してその中のフレーズを意味のかたまりで紹介してくれています。場面に応じた文章、日本語訳、フレーズ紹介、説明、単語など見開きに十分なほどの情報量が入っており、1日1課勉強するだけで大満足できます。終盤には、フレーズが一覧のようにまとめてあり、そこだけでも勉強するととても効果的です。フレーズは400、語彙は800程度集録されています。とても実践的でしかも入門者の方でも理解しやすい内容の1冊です。

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□アスク 出版
李軼倫 著
□1,980円(税込み)

(6)本気で学ぶ 中国語

★解説が詳しい
★文法書のように使用できる
★発音の基礎が詳しく紹介されている

「本気で学ぶ」だけあり、内容が多いのがこちらの教材です。中国語の基礎や発音についての解説がとっても詳しく、発音やピンインをマスターできること間違いなしです。日本人にとって、中国語を学ぶときに一番苦労するのがピンインや発音です。そういった意味では、こちらの教材はCDにそって発音を一からマスターでき、しかも会話や文法、文型トレーニングもあり、豊富な内容を学習できます。後半の文法部分は入門者の方には難しいかもしれませんが、あえてどんどん難しいものにチャレンジしていきたい、というチャレンジ精神のある方におすすめです。

内容は、4つの章の中に24課が集録されています。1章は発声について超詳しく解説しています。2章は発音の練習ですが、ここで取り扱われているフレーズが「你几岁了」「你喜欢~」「这是~」など、そのまま使える中国語の基礎フレーズですので、覚えて構文としても使うことができます。3章と4章では、肯定文、否定文、疑問文、「打算」「因为」「在」などの構文、語順の説明などが入っています。1冊持っておくと、何か調べたいときに詳しく解説されているので、便利です。入門者には難しいかもしれませんが、何か他の教材と併用するとよいかもしれません。

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□べレ出版
□趙玲華 著
□3,190円(税込み)

(7)1日1課 はじめての中国語

★発音、文法を中心に学習できる
★1日1課3週間で1冊を終えることができる
★会話文の中のフレーズを学ぶことにより、会話練習にもなる

中国語入門者にとっては、量もちょうどよく、文章も短文で分かりやすく勉強しやすい教材です。前半は中国語の発音の基礎を紹介し、後半は動詞を中心に1課ごとフレーズで文法を紹介しています。後ろには単語帳のようなものが付いています。解説では図や色分けがされており、使いやすいと思います。1日1課をすすめると3週間で1冊を終えることができます。

こは、前半には発音の基本的な解説が細かく掲載されています。トレーニングブックのようなページもあります。後半は文法をフレーズごとに分けて紹介しています。例えば「タバコを吸いますか」というフレーズの課では、見開き左側に会話例があり、会話の中でどのようにそのフレーズを使うのか紹介されており、会話練習にもなります。見開き右側に解説や単語などがあり、見やすく分かりやすいです。フレーズは「行きます」「あります」など動詞を中心にしたフレーズが多いです。

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□Jリサーチ出版
□石下景教 著
□1,210円(税込み)

(8)ゼロから1人で中国語

★解説が詳しく1人で満足のいく勉強ができる
★3文型をマスターすることで応用ができるようになっている
★中国語の基礎的な発音も詳しく掲載されている

中国語入門者でもすぐにマスターできるフレーズを多く紹介しています。前半は中国語の基本的な発音の紹介、後半はフレーズや文法を詳しく解説しています。普段よく使うフレーズやシチュエーション、そして3文型で基本をしっかりおさえ、語順なども理解しやすくなっています。後半の文法説明もかなり詳しく掲載されていますので、1人で理解ができる教材となっています。

内容は、5章に分かれており、1章は中国語の基礎や発音、2章はよく使うフレーズ、3章は3文型での言い方、4章は疑問詞など、5章は文法となっています。1章はかなり詳しく解説されています。2章は11のフレーズに分かれており、挨拶、お礼、お詫び、自己紹介などよく使うものが紹介されています。3章で「我是日本人」など3文型で表現できる言い方を勉強し、4章や5章ではその応用も含まれています。5章では前置詞、助動詞、比較などかなり詳しく文法を紹介していますが、入門者に向けて分かりやすい例文で紹介されています。

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□あさ出版
川原 祥史 著
□1,650円(税込み)

4、教材の選び方

さて、これまで教材を紹介してきましたが、実際に本屋へ行ったり、ネットで教材を購入する際に、何を基準に選べばよいのか、迷ってしまいますよね。入門時に教材選びを間違えてしまうと、もう中国語を勉強したくないと挫折してしまうおそれもあります。以下、入門者の方向けにポイントをまとめてみました。ただし、自分にあった教材が一番よいと思いますので、文法を中心に勉強したい人は会話や文章の中のフレーズを使って文法を学ぶことができるものが良いです。体型的に勉強したい人には、やはり発音、文法、リスニング、単語など幅広く学習できるものが良いですね。旅行をするときに使いたいなど実践的に学びたい人には良く使うフレーズがたくさん載っているものが良いですね。

<教材選びのポイント>
★音声が入っているもの(CDなど)
★例文が入っているもの
★入門者向けの中国語基礎や発音の解説が入っている
★後ろの方に単語や文法、慣用表現などがまとめてあるもの