来源:腾讯网 2021年10月10日 16:29
変わらない!日本の岸田新内閣は安倍前首相の派閥集め
最近、日本の首相党内選挙もついに幕を閉じ、新首相として岸田文雄氏が圧倒的な優勢で日本の第100代内閣総理大臣に選らばれ、日本は「岸田内閣時代」に突入します。近日行われる日本の新内閣の発足と衆議院選挙が国際的に注目を集めています。
新内閣の成立に加え、新首相が直面する最大の課題は、間違いなく、コロナの拡大を抑え、国の経済を復興させることです。菅首相の退任直前に全国で緊急事態宣言解除が発表されましたが、再び流行する可能性もあり、さらに悪化するとも限らず、より効果的にコロナ対策を実施し、岸田首相は状況に応じて再び緊急事態宣言を発出する可能性もあります。
経済政策の面で、岸田文雄氏は両難に陥っています。岸田文雄氏は当初首相選で、前任までの「新自由主義的な政策」を継続しないことを提唱していました。つまりは安部首相や菅首相時代の経済政策を変えることになります。しかし、現内閣構成は安部氏と麻生氏の派閥ばかりで、これに対して岸田文雄氏が変革するのは困難であるとの見方もあります。
日本の岸田文雄新首相が就任したというのは、新たな内閣を発足させることを意味します。岸田内閣には全員で20名、過去2回の内閣に比べ閣僚が2名増えました。さらにこの20名の閣僚の人選には極めて特徴があります。
話を戻すと、岸田文雄氏は今回の自民党総裁選において、安倍氏と麻生氏の2人の前首相の支持を重要視しており、俗にいう借花献物という言葉があるように、政治取引や見返りとして、岸田文雄氏は今回の組閣で、安倍氏と麻生氏の派閥を多数残し、2人の元首相の支持をあおいでいます。
このほか、岸田内閣の大臣は20名ですが、13名が初入閣で、このような大規模な初入閣の組閣はこの20年間では珍しいことです。つまり、岸田文雄氏は自ら新戦力を育て、以前の安倍内閣の影響を最小限にしたいと考えています。
岸田文雄氏にとって、就任後の最も重要な課題は次期衆議院選挙です。今回の選挙では、関連メディアによれば、自民党はこれらの議席の一部を失う可能性が高く、短期間で自民党の信頼を高めることができるかどうかは、岸田文雄氏の手腕にかかっています。ですから、今回の衆議院選挙は、次期首相の政権能力を試すものでもあります。
【重要単語】
:(ことわざ)形は変わっても、中身は変わらない
:遮蔽用の大きな布。ここでは、物事の終わるとき
:衆議院選挙
:注目
:間違いない、確実である
:疫病の発生・流行状況、この場合はコロナについて
:大いに
:再び立ち直る
:物事がある程度に達する
:何かをすることを約束する
:分かりやすく話す
:敷き詰める
:非常に
: 重要点、キーポイント
:借花献物(しゃっかけんぶつ)
自分の行うべきことを他人に頼って行うこと
:感謝の気持ちを実際の行動で示すこと、報いること
:探し求める
:人材を育成する
:登場したばかり
:メディア
:座席、(今回の場合は)議席
:威信と名声
:政権を握る